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組み合わせ自在 イマドキ中学校の制服の多様性

子どもの中学校の制服はブレザーです。
防寒着として、無地のベストとカーディガンも認められています。
コートはこの冬から自由になるはずです。

ブレザーとタイは、式典や行事のときのみ着用の義務があります。
よって4月の対面式が終わると、ブレザーを脱いで長袖シャツにズボンやスカートのみという子も出てきますし、2、3年生の中にはベストやカーディガンを着て歩いている子もいます。
5月から10月は、気候に合わせて各自の判断で半袖の夏服、体操服含めて好きな組み合わせで登校できるので、さらにバリエーションが豊富になります。
ブレザーにタイを締めた子と、半袖半ズボンの体操服の子が並んで下校している姿を見ることもあります。
半袖ポロシャツに体操服のズボンという猛者もいます。


私の中学時代は、衣替えは6月1日からと決まっていました。
小学校ではさっさと半袖Tシャツを着て走り回っていた私は、5月のある暑い日に分厚い紺色のセーラー服を持て余し、帰宅時にはホカホカになり母に愚痴をぶちまけたのです。
そしたら母は学校に話しに行ってくれて、そのおかげか秋からは衣替え週間として1週間冬服でも夏服でも可となりました。
私は暑苦しさから解放されてのびのびしていましたが、「冬服の方がかわいいから」と言って春は最後まで、秋は最初から冬服を着る女子が多くて、『おしゃれは我慢』って本当だなぁと感心したものでした。

慣れないシャツを着てボタンを締めると首が苦しいって言っている子も、さっさと体操服登校に切り替えれば解放されるし、令和は良いなぁと思います。


先日、長い髪を低い位置で一つに結わえてた女子が、長袖シャツにズボンを履いて、リボンタイを付けているのを見ました。
ズボンの女子は何人も見ましたが、それまで見かけた子はネクタイかノータイで、ズボンにリボンタイは初めて見る着こなしでした。凛々しくてかわいらしくて素敵でした。

入学前の説明会でもらった制服のチラシには、ズボンを履いた男子と、スカートを履いた女子とズボンを履いた女子が写っていました。
チラシだけでもスカート男子を掲載すれば良いのにと思います。

ただ、近くに高校もあるのですが、そちらの生徒さんはほとんどの女子が膝上スカートを履いてるんですよね、1年中。女子高生は大変だ。
それとも、今ズボンを履いてる中学生達が入学したらズボン女子高生も増えるでしょうか。

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