見出し画像

バナナマン日村さんになりたい

    「ありがとうございます」

とカフェのオーナーさんからホッとしたように、嬉しそうに言われた。

先日訪れたカフェでカフェオレとスコーンを頂いた時に私が

「美味しいです」

と素直な気持ちを感謝の意味も込め伝えたからだ。

別に社交辞令で言ったわけではない。
本当に美味しかったし、口にしてホッとした気持ちになったからそれを素直に伝えたかったのだ。

その気持ちが恐らく伝わったのだろう。

オーナーさんも嬉しそうに感謝の言葉を口にしてくれたのだろう。

その時ふと思った。

お店の、特に個人店のオーナーさんにとって自分のセレクトしたものが喜ばれるという事はとても嬉しいことなのだろうな、と。

よく考えたらお店に来る人がみんな提供されたものに対して感想を伝えてくるわけではないのだ。

だから提供する側も不安なのだろう。
嬉しそうな感謝の言葉を返されて、私もまた嬉しい気持ちになった。

感謝には感謝を

バナナマンの日村さんを尊敬している。
どんな点を尊敬しているのか。

それは日村さんの食レポに対する姿勢にである。

せっかくグルメとウォーキングのひむ太郎を観ていると日村さんは色々なものを食べている。

そしてその感想は大抵

「うん、美味い!美味いなー!」

だけなのである。

でも伝わる。

美味いのだろうなというパッションが言葉と食べている時の様子から伝わってくるのである。

それを観て何も感じない人は「日村っていっつも同じことしか言わないなー」と思うかもしれないが、実は全然違う。

きっと並みの芸能人ならこんな感想を言うと周りに怒られまくるからだ。

もっと具体的に感想を言え、と。

でも日村さんはそれを言わせない説得力がある。

そこが凄いし、下手にレビューされるより信頼できる。

そして私もこうありたいなと思うのである。

きちんと心を込めて感謝を伝えれば、どんな簡単な言葉でも伝わるのかもしれない。

言葉に限らずカメラでも、私も自分の良いを素直に伝えられる人間になりたいなと日村さんを見るたび思うのでありました。


関係ないけど冬の遊具が好きです

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集