デジタル通貨を導入する意義とは!?マイナンバーとの監視社会を思う
最近、中銀デジタル通貨(CBDC)の議論がかまびすしくなってきました。なぜ導入が必要なのでしょうか?
「見えてきたデジタル円」の記事には以下のように書いてあります。
「海外でも導入準備が進んでいるからという説明だけでは説得力を欠く」
「デジタルドル驚異の処理速度」の記事では以下のように書いてあります。
「CBDC開発で先行する中国が技術や規格で主導権を握れば、米国の通貨覇権が揺らぎかねない」
さらには
「CBDCが導入されれば、日々のお金の流れを当局が把握することになり、監視社会となりかねないとの懸念がある」
こんなところだと思います。マイナンバーカードとデジタル円でより監視社会になってしまうのであれば、デジタル通貨は民間にとっては導入しないでほしいということになってしまいます。
しかも、ブロックチェーンを採用するとビットコインのように取引処理に時間がかかってしまうのであればやらない方が良い。
ということでブロックチェーンを使わないのであれば、より中央集権型になります。ましてや、民間にもいろいろとステーブルコインがでてきていますから。
結局、中国のような監視社会の競争となるなら、やらない方が良いような気がします。
アメリカは通貨の覇権問題がありますから、民主党と共和党で議論がわかれるでしょう。
トランプさんに決まれば、デジタル通貨をやらない、バイデン大統領に決まればやるということになるかもしれません。
昨日、デジタル人民元による初の原油取引が成功したとニュースにでていました。脱ドル化を目指すということでバイデン大統領は焦っているはずです。
今がドル高であっても覇権が取られてしまえば世界の勢力図は変わります。あとはデジタルユーロのゆくえですが、どれだけの影響があるでしょうか。
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