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うちの山にチェーンソーがきた

チェーンソーを購入した

購入したチェーンソー

当面の間大木を伐採したりといったような予定はないのだが、折れた幹などを刻んだりするのに小さくて軽い、電動のチェーンソーを探していた。候補はいくつかあったが、最終的に選んだのはハイコーキの電動18VチェーンソーCS1825DCだ。

選んだ理由

選んだ理由は複数ある。
1つ目の理由はアマゾンのプライムセールの対象商品だったこと。これにより、2万円台で購入することができた。
2つ目の理由は、他に所有している工具が同じ日立製だったから。電動工具はバッテリー問題がついてまわるが、同じメーカーならバッテリーを使い回せることが多い。特に日立…ハイコーキにはマルチボルト対応の製品があり、マルチボルト対応のバッテリーは18Vと36Vを自動で切り替えてくれる。18Vの製品と36Vの製品でバッテリーを兼用できるのだ。
3つ目の理由はYoutubeなどで比較動画を漁ってハイコーキの品質を信頼できると思ったからだ。

届いた(実物確認)

箱はコンパクト(100サイズくらい?)。箱の状態でも軽いのでチェーンソーが入っているとは想像しがたい。

箱は5面すべてに印刷がされている
まず開けた状態。Apple製品みたいな開封時の無駄なワクワク感はない
梱包されたものを出した状態

本体とガイドバー、チェーン、バッテリーと充電器、その他オイルとスパナ、説明書が入っている。
先述した通りハイコーキの別製品を持っていてバッテリーが不要な場合もある。その場合はバッテリーのない状態でも売っているのでそちらを購入するとよい。ただ、付属の充電器は高速充電が可能で、フル充電まで短時間なのがとてもよい。ファンの音がちょっとうるさいけど。

本体の質感は手に触れる製品ということもあってチープさのない、しっかりしたつくりになっている。ちなみにガイドバーとチェーンはスパナをつかって本体に取り付ける必要があるので山には分解された状態のまま持っていった。

実際に使ってみる

リュックへ入れて電車に揺られてきた。昨今物騒なのでやはり分解していないと持ち運びは基本NGだろう。山で持ってきたすべてを広げる。

いざ取り付け。取り付けは説明書をみればさほど難しくない。
完成形

ガイドバーとチェーンがつくとチェーンソー感がある。いや、実際にチェーンソーなのだが。
チェーンの張り具合があまりわからない。説明書のとおりやったつもり。また、オイルをいれるのを忘れそうになった。チェーンソーの原理があんまりわかっていないが、チェーンにオイルを供給しつづけることで、チェーンが熱で焼きつかないようにしているとか。オイルの出具合はオイル投入口下のネジで調節が可能だ。初期設定はややオイルが多めにどばどば出る気がする。

試しに敷地内に転がっている枯れ木や折れた幹をぶつ切りにしてみた。使用する前はかなりビビっていたが、ほとんど力をいれずにサクサク切れるのは快感だ。今まで手ノコで切っていた苦労はなんだったのか。人類はみんな電動工具をつかうべきだと思った。

使用時の様子

チェーンソーマンと米津玄師のおかげでキックバックという現象が一般教養になったが、幸いキックバックはまだ体感していない。チェーンソーに限らず回転系の工具にキックバックはつきものだが、本体ごと体の方へ跳ね返るような反動が起きることがある。特にチェーンソーは先端でものを切ろうとしたりすると起こりやすいらしい。正直チェーンソーを使いこなせずに、キックバックで大怪我をする最悪のイメージしか湧いていなかったのでまずは怪我をしなかったことに対して安心したらよいのだろうか。とりあえず今後も体の重心から外した位置で切ることを心がけたい。

チェーンソーの根本を木に押し付けて、回すようにして切ると太めのものでも比較的切りやすいことを知った。この時チェーンソーを固定するために「スパイク」というパーツがついているとよいのだが、スパイクは別売りとなっている。購入すべきだと思った。なんなら最初からついていてほしいくらいだ。
チェーンのメンテナンス用品も別売りだ。ヤスリとデプスゲージ(やするときのガイド)、それからチェーンソーオイルは必要だろう。特にチェーンソーオイルは、はじめに入っていたものが1時間程度の使用でほとんどなくなった。オイルが切れると、チェーンも焼き付いて切れにくくなるので常に補充が必要だ。

使用後は木くずが回転部にたまる。オイルと一緒になってややキモい。(オイルの出が多いと思った理由だ)スパナでカバーを外していちいち掃除するのもだるいが、するべきなのだろうか。とりあえずカバーはそのままでもブラシのようなもので、はたいてきれいにすべきではあるだろう。

今後

とりあえず買ってみた感想をレポートにしてみたが、チェーンソーの活躍の場は確実にあるので、今後が楽しみである。君もチェーンソーを買ってチェーンソーマンになろう!(適当)


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