【What アストロ望診法】鏡を見るだけで分かるその不調の原因は…?
望診(ぼうしん)法って聞いたことありますか?
あまり聞き慣れない言葉かもしれないので、まずは望診法とは何か?からお伝えします。
望診とは、顔や体に出ているシミやホクロ、むくみなどの状態を客観的にみることで、食べ過ぎている食材は何か? 負担のかかっている臓器はないか?を紐解いていくことができる東洋医学の診断法の一つです。
特に顔は全身の血液の状態を反映していると考えられ、顔をチェックすることで自分の健康状態などを知ることができます。
わたしが初めに望診法に興味を持ったのは美容目的でした。
シミは紫外線だけが原因じゃない、食べ物も影響している。ということは知ってはいたものの、
それがさらにどこの内臓と繋がっているか?が分かってしまうことは目から鱗の連続でした。
ここでは望診法で分かること、そして「アストロ望診法」についてご紹介していきたいと思います。
憧れのふっくら下唇が嬉しかったのに・・・
まずはわたしのちょっと残念な望診法との出会いについてです。
わたしの幼馴染は小学生の時から美人顔で、しょっちゅう人気の女優さんに似ている!と言われていました。
彼女の一番の魅力は厚ぼったい唇!(特に下唇)
人気の女優さんも下唇の厚みがチャームポイントだったり、最近のかわいい女子はぷっくらした唇がかわいいな~と思っていたところでした。
そんな時「薄ーいわたしの下唇、なんだかぽてっとしてきた感じがする!」
ちょっと嬉しい気持ちで望診法講座を受講すると・・・
「下唇は大腸の不調のサインです」
「腸が冷えていたり、便秘や下痢など腸の不調があると、下唇がぽてっとしたり、だらんと伸びた感じになることがあります。」
ショック・・・!
わたしの場合、下唇がぽてっとして見えたのは、しばらく便秘気味だったことと繋がっていました。
その後、快調になってからはもとの薄い、しゅっとした唇にもどってしまいました・・・笑
目元のぶつぶつが出たり消えたりする原因は〇〇かも?
望診法の考え方が東洋医学を元にしていることで、東洋医学の基礎的なこともいろいろ学ぶことができました。
季節ごとに不調の出やすい臓器があることや、季節に合わせた食養生があることなど、それを食材や味覚を使って整えていけることなども分かりました。
そしてもちろん望診は自分の体を知るだけじゃなくて、人のことまでわかってしまいます。
というのは・・・仕事上、常にマスクをしているのでよく見えるのは人の目元です。
同僚の目元にできるぶつぶつやぼこっとした感じのものがなんとなく気になって無意識で見ていたのですが、
そのぶつぶつはずっと出ているわけじゃなくて、日によって少なくなったり、目立ったりと変化して見えました。
望診でいうと、目の周りは「腎」のサインが出る場所です。
ここでいう「腎」とは、西洋医学でいうところの腎臓だけではなく、腎臓、膀胱、生殖器、発育、発達、耳や聞こえ、骨の状態、水分調整なども関わってきます。
目元のぶつぶつができる彼女の場合は、腎に負担のかかる食材が多かったようです。
日によってぶつぶつ感が変わって見えたのは、サインがでる数日間の食事のアンバランスさや、体のむくみの状態が目元にも出ていたと考えられました。
眉間の深いしわ・・・!お疲れ様です(笑)上司を勝手に望診
そしてさらに、いつもは温厚そうに見える、ある上司のこと。
温厚なんだけど眉間には深いしわが・・・。
眉間にサインが出る時は「肝」の不調です。
肝も肝臓だけではなく、胆のうや血液の状態、自律神経とも深いつながりがありますが、
もう一つ、望診で面白いのは「臓器に対応した感情がある」ということです。
肝の場合は怒りやいらいらした感情の現れ。
その上司(男性)の場合は、温厚な仮面の下でイライラマックス、ストレスマックスな状態を押し殺しているのかも・・・! 笑
彼は感情を表現することはあまりないし、しかもご家庭では奥様のご両親と同居の婿養子です! 自宅でもそれなりに気をつかう環境ではないかと。。。
本人に確認することはしずらいので、あくまでも「望診」して客観的に見えたことからの推測ですが、
どうでしょうか? 関係なくはないと思えませんか?
ちょっとだけ彼を見る目が変わって、心の中でねぎらいの言葉をかけたいような気持になりました。
こんな感じで望診を知ることで、思いもしなかった自分の不調がわかったり、病院に行くほどじゃないけど・・・なんだろう?というような家族の不調もだんだん分かってきました。
西洋医学と東洋医学の得意分野は違います。望診が診断法の一つとはいえ、あくまでも日常のセルフケアの一つとして捉えていますが、知っていると役立つことがとても多いのも事実です。
アストロ=占星術+望診!
ではアストロ望診とは何か?というと文字の通り、占星術の考え方と望診を組み合わせて、その人の不調になりやすい傾向や持ちあせている体質などもみていく方法です。
占星術がなぜ体の仕組みを知ることとつながるか? 占星術って自分のことを知る手段の一つだと思っていたけれど、それが占いのうような、ちょっとスピリチュアルなイメージでした。
これは望診の師匠の鈴木ゆかりさんが体系立てて教えてくださったことですが、占星術には人の体や不調を読み解く上で知っておきたいエッセンスがたくさんあります。
医術の父と称されている、古代ギリシャのヒポクラテスも
「患者のホロスコープを解明できないものに医師の資格はない」と言っていた程だというのです。
これにはビックり。
ホロスコープから太陽星座、月星座などいろいろな情報が分かるわけですが、どの臓器に不調が出やすいか、またそれが人生のどの年代で現れてくるか?
などなど。振り返ってみると分かることもあります。
東洋医学に占星術の見立ても合わせてみていく「アストロ望診法」。アストロ・・・の部分に関しては奥深すぎてまだまだ学び中です!
今後は「アストロ望診カフェ」として、あなたのお顔を見せていただく機会を増やしていく予定です。
また山形では不定期ですが、「季節に合わせたプチ望診法講座」を開催中!
今後も自分のことを知るための手段の一つとしてアストロ望診の発信をしていく予定です。
あなたのお役に立てたら嬉しいです。
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