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- 覚悟について -

子猫の大きさ・週齢にもよりますが、特に生後1日〜20日前後の子猫 (以下、ちごねこちゃんと呼びます) を保護された方に読んでいただきたいお話となります。

ちごねこちゃんは誕生から約1ヶ月の間数時間おきにミルクを与え、排泄を促す必要があります。
これは生後1-3日目で1日に7〜8回、2〜3時間おきのミルクタイム、生後20日前後でも1日に4〜5回、5〜6時間おきに昼夜関係なく、とにかくコンスタントにミルクを与え続けなくてはなりません。

子猫の数によっては満足に睡眠が取れなくなるかもしれません。
ミルクを与えるのも簡単でなく、すんなり飲んでくれる子もいれば何かが気に入らず飲んでくれない子や、そもそも飲み方すらわからないような子もいます。
保護したのが1匹であればまだ良いですが、拾った子猫が複数匹であればその分の時間がかかります。
初めての子猫のお世話で慣れていない場合、4時間おきの授乳でミルクを与え終わるのに2時間かかるなんてことも可能性としてはあり得ます。(自分が実際そうであった為)

本当に面倒見られますか。

飼えない、育てられないからとすぐに保護団体へと考える方。
保護団体の多くの方がボランティアです。ふつうの人です。
保護団体さんにも生活やそれぞれの団体さんのキャパシティがあります。
その人たちのその分の時間を奪う自覚はありますか。
あなたが "かわいそう" と思って救う命です。
どんな形でも良いので、できる限りのことをしてほしいと私は思います。
その覚悟が無いのなら保護することはおすすめできません。
野生の動物の世界は弱肉強食、自然淘汰がつきものです。全ての生き物が全て生きられるとは限らない世界です。冷たい言い方をすれば、その中であなたがたまたまその場に遭遇しただけとも言えます。
その子猫を救う選択をしたのはあなたです。

しかしながら、その小さな命を見捨てられないのも痛いほどわかるのです。
私も見捨てられなかったからこそ、保護をする選択をしました。
ですが、誰かがこの覚悟をしない限り、ちごねこちゃんが大きく成長することはできません(´・_・`)

\\\\ poku poku ding! ////


決意、できましたか!?

特にちごねこちゃんについて重めに書いていますが、どんな子猫であっても "カワイイ" だけでは済みません。
もちろん可愛い面もありますが、病院へかかればその分のお金は飛んでいきますし、餌代やその他にかかる費用だって勿論かかります。
譲渡を考えるなら貰い手を探したり譲渡会へ参加したりと時間もまた必要になっていきます。

ですがその子・その子達を見つけたのもきっと何かの "縁" です。

決意ができた方はぜひ、大切に育ててあげてください。


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