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カイルマクラクランがワインスターとしてお話ししてた件。

今年のワインスペクテータのNYでのイベントでは、弊社取り扱いのワイン、パースード・バイ・ベアのオーナーでありワインメーカーとしてハリウッド俳優のカイル・マクラクランが登壇しスピーチをしていました。

カイルって、本当に自分のワインだけではなく、ワシントン州のワイン全体のアンバサダーって感じなんです。素敵すぎる・・・

その簡単な訳文です。

『ツインピークスからコロンビアヴァレーへ。
パースド・バイ・ベアのオーナーがワシントンワインへの情熱を語る。』

Oct 24, 2024 
「ナパが舞台ではない、ワシントンこそがこの物語の舞台なのだ。」と、ワイン・スペクテーター誌のシニア・エディター、ティム・フィッシュは宣言し、受賞歴のある俳優であり、パースド・バイ・ベアのオーナー兼ワインメーカーであるカイル・マクラクランをニューヨーク・ワイン・エクスペリエンスのステージに招きました。

過去20年間、カイル・マクラクランは常緑のワシントン州のワインにスポットライトを当てる活動をしてきました: 彼のコロンビア・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、ワイン・スペクテーター誌で常に傑出したスコアを獲得しており、この舞台と映画界のスターは、全てのワシントンワインの魅力を余すところなく伝えることに専念しています。

「いろいろな役を演じてきたからね」とカイル・マクラクランは冗談を言いながら、これまで演じてきた最も有名な役について振り返りました。『ツイン・ピークス』の特別捜査官デイル・クーパーから、『セックス・アンド・ザ・シティ』のトレイ・マクドゥガル、デヴィッド・リンチ監督の1984年版『デューン』のポール・アトレイデスまで。しかし彼は、パースード・バイ・ベアでのワイン造りほど意味のあることはなかったと話しました。

カイル・マクラクランがニューヨーク・ワイン・エクスペリエンスで行ったプレゼンテーションでは、彼の最も象徴的な役柄の思い出が語られた。(ダフネ・ユーリー)

彼のワイナリー名はシェイクスピアの舞台指示にちなんだ遊び心のあるものであり、マクラクランはそのブランディングを文字通りに楽しんでもいます。彼はワシントンのブドウ畑で、醸造責任者のダニエル・ワンプラーが熊の着ぐるみを着て自身を追いかけ回すスライドショーで観客を楽しませました。「コミカルなブランドに思うかもしれないが、中身はいたって真剣にワイン造りをしているんです。」
マクラクランの気さくな冗談とは裏腹に、パースド・バイ・ベアーの中核にあるのは、ワシントン州のワインと同州のユニークなテロワールに対する深い情熱です。
ヤキマ・ヴァレーで育ったマクラクランは、幼少期を兄弟と庭仕事や屋外の探索に明け暮れ、故郷の土地への生涯にわたる愛着を植えつけられました。「ヤキマはアメリカのフルーツボウルとして知られています。そこで育ったことで、私は農業、つまり物を育てることや季節のサイクルに深く感謝するようになりました。収穫の時期はいつも大好きな時間でしたし、今でもそうです。」


カイル・マクラクランのプレゼンテーション中、聴衆はパースード・バイ・ベアーのカベルネ・ソーヴィニヨン、コロンビア・ヴァレーの2021年ヴィンテージを試飲した。(ダフネ・ユーリー)

その情熱は、マクラクランのカベルネ・ソーヴィニヨンへの長年の憧れを象徴する、パースード・バイ・ベアのフラッグシップにも表れています。マクラクランは、デヴィッド・リンチ監督から『デューン』での初試写後にシャトー・ランシュ・バージュのボトルを贈られたとき、この品種への愛が生まれたと振り返りました。それ以来、彼とリンチはボルドーへの深い情熱を分かち合っています。

初めて口にしたボルドーワインに感銘を受けたマクラクランは、ワイン造りに興味を持ち、カリフォルニアのアン・コルギンや、当時コルギンのワインメーカーだったマーク・オーベールと親交を深め、ナパ・ヴァレーのカベルネ造りについて学びました。しかし、彼の目は常にワシントンに向いており、ワシントンを代表する醸造家の1人、故エリック・ダンハムと出会ってからは、すぐに後にパースド・バイ・ベアとなるブランドを立ち上げました。ダンハムとの仕事を通じてマクラクランはワンプラーと出会い、「天国でのめぐり合わせ:最高の2人 」となりました。それから彼らは20年近く一緒にワインを造っています。
マクラクランがワインの歩みを振り返りながら、会場ではパースド・バイ・ベア・カベルネ・ソーヴィニヨン・コロンビア・ヴァレー2021(93点)を試飲しました。マクラクランは、2021年が「収量は多く、成熟期間が長かったシーズン」であったことを挙げ、このワインは「エレガンス、複雑さ、生き生きとした味わいを示し、ワシントン州がカベルネ・ソーヴィニヨンでできることのベストのいくつかを表現している。」と語りました。


ステージでカイル・マクラクランは、ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンスのゲストたちと、ワイン愛好家からワイナリーのオーナーになるまでの道のりを分かち合った。(ダフネ・ユーリー)

マクラクランは、彼のカベルネの素晴らしい品質がワシントン州のおかげであると熱く語りました。また、ワシントン州については「雨の日が多く、常緑樹の森や霧のかかった景色が多い」というイメージが広がっているとも述べました(この点を説明するために、彼は自身のヒット番組『ツイン・ピークス』の主要ロケ地であるスノークォルミー滝とグレート・ノーザン・ホテルの前で撮った写真を使用していました)。しかし彼は、ワシントン州東部のコロンビア・ヴァレー、そしてその中のヤキマやワラワラのサブリージョンがワイン造りに理想的であることを説明しました。「コロンビア・ヴァレーは、ブドウの成熟に必要な日照量が十分にあり、日較差が大きいことで、夜間の気温が低く保たれ、ワインに美しい快活さをもたらすのです。」

彼はワシントン州で最も有名なワイン醸造家の一人として急速に名を馳せ、2種類のカベルネ・キュヴェのほか、シラー、シャルドネ、ロゼも提供していますが、マクラクランは謙虚な姿勢を崩しません。「これまで演じてきたすべての役の中で、一番好きなのは世界中の人々にワインを注ぎ、ワシントン州の素晴らしさを伝えることです」と彼は語りました。


以上です。

カイルマクラクランの作るワインはこちら↓

カイルのインスタグラムはユーモアたっぷりでお勧めです♪


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