会話に悩む方に捧ぐ。沈黙の恐怖や同調圧力から逃れる「は行」の活用術。
誰しも他人のひと言で激しく傷ついたり、逆に不愉快にさせることがあります。安易にコミュニケーションコミュニケーション言うな!と正直思います。
「沈黙は金なり」
しかし、重苦しい雰囲気に耐えかねて、余計な発言から何度もコケました。
負のきっかけは至るところに転がっているので、対人への苦手意識が高まり、自分の殻にこもるかもしれません。
少なからず好き嫌いはあります。でも目の前の相手を無視する勇気はない。さてどうしましょう。
短い意思表示=「は行」活用術をご紹介します。
言葉を紡がずに発声のみで終わらせます。
うまくいけば笑いが取れる?
「は」
「はい」
ではありません。同調したくないので「はい」と言い切らない。後で後悔します。
「はー!」
感嘆を表現
「はっ!」
気づかせてくれてありがとう。
「ひ」
「ひーっ!!」
存分に危険察知を示すことで、相手が「わたし頼られてる?」と思うかな。
「ひっ、ひっ、ひっ」
悪代官ばりの悪と見せかけてお茶目な笑いが可能。ひとつ間違えるとヤバい人。
「ふ」
「ふっ」
かすかな笑み。顔も笑ってミステリアス。
無口な人がやると俄然輝く。驚かれて喜ばれる。
「ふっふっふっ」
下心が滲むので、TPOは気をつけること。
「へ」
「へー」
知らなかったよ〜。なるほどね〜!
相手が気分よくなります。
「へっへっへっ」
不気味感半端ないので、周りを見ましょう。
「ほ」
「ほー」
納得!すごいねー!ほめ上手なあなた。
「ほっほっほっ」
マウント感が出るので、やめた方がよいです。
相手が自分をどう思うかは気になりますが、最低限のマナー(挨拶)とルッキズムを守っていれば、十分主体性を保てます。
話したくない時は無理に話さなくてよいのです。
疲れるなら相手から離れて深呼吸。
無視以上、饒舌以下の守備範囲を誇る新クッション語。感情をコンパクトにしています。
数年間学生と過ごす機会があった時に、辛そうにしている姿を見て、思わず冗談少々ほとんど本気の「は行」紹介で励ましたことを思い出しました。
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