増やすのは容易でも減らすのは難しい。
増やす=買う、減らす=捨てる(処分)
とイメージしてみてください。
物は無意識に少しずつ増え続け、気づいたときに唖然とします。増やすには特に苦労など必要ありません。収納スペースゼロ、部屋を占拠して山積みになり、床が見えないなんてことに。
一方で物を減らす時の心境はどうでしょうか。
意を決して処分できる時もあれば、わかっていてもなかなか気分が乗らずに現実維持へ戻ることも。
服の場合
購入しやすいプチプラやバーゲン品は特に要注意。色違いで欲しくなり、それに合わせる別の服が欲しくなり、普段は手が出ないものが安くなったのを見て「ラッキー!」と喜んで買う。
それらをすべて着るのならばまだわかる。しかし買ったことを忘れたり、「何でこれ買ったのか」と激しい後悔に襲われるかもしれません。手軽に買えたものは高額品に比べて、扱いがぞんざいになりがちです。
買っても着ない場合は、さてどうするか。
気持ちよく処分できますか?
「また着るかもしれないしー」
「もったいないしー」「高かったしー」
3年〜5年も着ていない服は「再び着る日は来ない」に3,000点!
いつの時代かわからないようなサイズの合わない服を収納したままでは、逆に服がかわいそう。
売れない、捨てられない、譲れない。
そうなのです。減らすハードルは高いのです。
物は永遠ではないから「いつか手放す」時が来る。それを見越して本当に必要な物を吟味して購入し、大切に愛しながら使う。いらなくなったら気持ちよく感謝しながら減らす。
これがシンプルで心身に負担がかからない、ゆとりある物との付き合い方だと考えます。
体重の場合
物ばかりではありません。体重はいかに。
体重を増やすには、不動の精神で腹十分目食べて、カロリーの高い食材を選び、なるべく加工品で、睡眠不足で、ストレスをためて、噛まずに食べると、高確率で増えると思います。
さて、減らすには。
世に溢れているダイエット本やnote記事におまかせします。
考えて決めて実践しなければ変化は訪れません。
生活習慣から変えなければ、食だけにフォーカスしても減量と維持は難しいと思います。
減らすのは難しい。
お金の場合
これは逆?
減らすのは容易でも増やすのは難しい。
まだ新5,000円札(津田梅子様)を手にしていません。