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「Shall we なす?」 嫁も姑も食べよう。
「秋なすは嫁に食わすな」
そんな季節到来。
諸説あります↓
①秋なすはおいしいので嫁に食べさせるのはもったいない。
②なすには身体を冷やす効果があるため、姑が妊娠中のお嫁さんの身体を冷やさないようにと優しく気遣う。なすに含まれるカリウムには利尿効果があるため、水分が体外に排出される際に身体の熱も奪われるから。
③「よめ」は「夜目」とも書き、ネズミを指す。おいしい秋なすをネズミに食べさせるのはもったいない。
①嫁いびり全開
②嫁をいたわる優しさ
③対象者はネズミ
このことわざを聞くとヒリヒリする。
なぜ小道具が秋なす?対象者は誰でもよさそうなものを「嫁」にしたのは上記③の説ありと思う。
慣れ親しんでいるのは①
嫁姑の舞台設定に作為を感じる。
「あの嫁にうまいなすを食わせてなるものか!」
時代が昭和ならばドラマにしたら視聴率は上がる。
現代の嫁は、食べたければ自分のお金で秋なすを買いに行くだろう。Uber eatsで「秋なす麻婆豆腐2人前」なんて注文しちゃう。Amazonも楽天市場もある。なんなら種や苗を購入して自分で育てることだってできる。どうってことない。
さらに嫁の逆襲は怖い。人は怒りをためるとどんな形で発散するか想像がつかない。
情報過多だから、嫁はXやInstagram、YouTubeなどから得るさまざまな知恵を持っている。姑のいびりなど、つぶやきのネタになるのが関の山。
なんて想像してみた。
おいしいものはみんな好きだから。
旬の食材は食べてみたい欲求にかられる。
年に一度は食べたいものが多々ある。
嫁でも姑でもないわたしは、ただただおいしい盛りの秋なすをせっせと食べて、ワンパターンレシピからの脱却をはかりたい。
おいしくて、安価で、栄養価が高い旬の食材は何よりのごちそう。嫁も姑も一緒に味わって、自然の恵みに感謝しよう。
秋が楽しみだ。