見出し画像

季節を買いに産直市へ行く。

 大好きな季節、それは晩秋から初冬にかけて。
産直市がオレンジ色に染まり出し、行くたびに売り場面積が拡大します。覚えきれないくらいの品種が並んで、それはそれはときめいて焦って「全部買ったるでー!」の気持ちを押し留め、持てる限りを買って家路につきます。12〜3月は平常心ではいられません。

 今シーズン初。2週間前に家族が温州みかんを買っていましたが、わたしは手を出しませんでした。目当てがまだ出回っていなかったから。

 今日は「あれを使ってあれを作ろう」と決めていました←阪神の岡田前監督風


柑橘(愛媛果試第28号)を使ってサラダを作る。


【愛媛果試第28号】
 紅まどんな(べにまどんな)は、ミカン科の常緑樹で柑橘類の一種である。市場では商業的に「愛媛果試第28号」として流通している。栽培は愛媛県内に限られている。(中略)
 紅まどんなは出荷前に選別が行われ、外観、着色、形状のチェックや光センサーによる糖度測定に合格したものだけが「紅まどんな」という名称で販売される。

Wikipediaより

【紅コレクション】
 2024年11月21日 愛媛 紅コレクションPR事務局は、愛媛県産かんきつ「紅まどんな・紅かんぺい・紅プリンセス」の3品種を「紅コレクション」と称し、愛媛県を代表するかんきつブランドとして広める。

JA com農業協同組合新聞より


 スーパーや産直市では、贈答用の紅まどんなを買い求める方々でにぎわっていました。酸味と甘味、さらに香りのしずくが全身に飛び散る錯覚を覚えます。フレッシュさがたまらない秀逸な愛媛ブランドです。

 ただ、地元でも庶民には値段が高いので、わたしは手頃な愛媛果試第28号で満足しています。これでオランジェットを毎年作ってはゴニゴ二遊んでいます。

柑橘のオレンジ色を見ると「闘牛と赤」みたいになります。


牛は色盲でモノクロの世界にいるのだとか。
赤に興奮するのは人間でした。
(QUIZ BANGサイトよりお借りしました)



 さて、まずは味チェックから。
かなり好みに近いおいしさ。甘酸っぱさは、やや酸味優勢か。酸味が少ないと甘いだけでちっともそそられないのが柑橘のおもしろいところ。今年も食べるでー。


 フルール・ド・セルとエクストラバージンオリーブオイルをかけて、柑橘とキウイフルーツの酸味甘味を味わいながらスイスチャードの華やかサラダをいただきます。

 もう、柑橘の良さが出過ぎてごめんって感じです。何もしなくてよいのです。ただただワシワシ葉を食めばいい。生鮮食品食べとるでー!

 少し落ち着こうか。今日はサラダがメインだから、簡単で大好きなキーマカレーを合わせます。最近やたらカレー率が高いのだ。大谷翔平選手の打率よりは低いです。

鶏ひき肉、玉ねぎ
カレー麹+ケチャップ
粉チーズとパセリを振りました。


 今日はタコライス化せずに心穏やかなまま食事ができました。考えなくてよいのは楽でも、刺激がなくて何だか物足りないのは、実は事件が好きなのか。


 
 休日は多少手の込んだ料理でサプライズしたいのに、なかなか波に乗れません。

楽に作れるのは2品まで


スイスチャードとキウイフルーツも美味でした。


 
 今年はより多くの種類の柑橘を食べて、好みの味を探す予定です。ピールとオランジェットとマーマレードを気の向くまま好きな時に好きなだけ作れたら最高。


いいなと思ったら応援しよう!