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【Rummy道④】ひょうたんから駒のラムレーズン

まだ続いているチョコレート問題。
事を複雑に考えていては生きているうちに終わらないと思い始め、気になるポイントをピンポイントで実験しています。

前々回はガナッシュ↓


前回はコーティング↓


コケにコケてコケまくり、擦過傷、捻挫、脱臼、骨折気分。立ち上がってまた作ろうとするしぶとさを他の何かに活かせなかったのか。

と思いながら、今回はラムレーズン↓
時は2025年2月2日。

LOTTE様を全面的に応援&愛しているので、試作用チョコもお世話になります。

LOTTE公式サイトからお借りしました。


型はこれを使います↓


15cm角型
オープンシートを敷いてスタンバイします。



チョコの刻みが嫌でー。でもこれをしないと始まらないからザクザクと3枚分を切ります。

チョコを刻んで牛乳に溶かします。
今回はラムレーズンを粗く刻みました。
チョコレートを流してからラムレーズンをのせずに、
チョコレートを上から全量流します。
暗雲立ち込めるラムレーズンの群れよ。
チョコを流して何事もなさそうな外観
実は、実は……
ひと晩冷蔵庫で固めました。
下に貼りついているのは↓
ラムレーズンがー!ラムレーズンがー!
いつの間にかオールレーズンになっている!



シリーズ①②とも液状化現象を起こしたのは、ラムレーズンの量が多いのか、刻みの問題か。

そこで仮説を立てました。
あえてラムレーズンを刻んで水分が出やすい状態を作っておけば、その後の状況が顕著であろうと。

ここで悲しいかな、ものぐさ発動。
チョコを流してラムレーズンを置いて、またチョコを流してサンドすれば結果がよりわかりやすいものを、めんどうくさくて二層での実験に切り替えました。

しかし、これがゆくゆく福音をもたらすとは。

これだけの厚みがあるので、水分がチョコ側までは滲出していません。一方、ラムレーズン地帯はずぶ濡れ。幸せの雫が輝き滴ります。

とんでもなくダイレクト!ストライク!のラムレーズン感に声が出ました。「なんだこりゃー」

チョコレートはチョコレートでしっかり噛めて、体温で溶けながらラムレーズンと融合する時間がたまらんばい。板チョコが化けた。

zoom in
ラム酒の香りがより濃密な感じ



「この食べ方は、アダルト限定」

液状化、ガナッシュ、コーティングを含めた困難続きのRummy道をすっかり忘れてしまいました。
目の前の簡易的思いつき試作品に心を奪わたのです。

今までRummyが好き過ぎてRummyに寄せる思いが強く、それはそれで試作は楽しいのですが、このテキトー過ぎる実験で「ドロップアウトもいいな」と思い始めました。もちろん中身はラムレーズンで。

なんて言いつつ、オリジナリティのなさは自信がある手前、この次がどうなるかはわかりませんが、青写真はなんとなく見えてきました。

寒い季節が終わるまでには、わたしのRummyに会いたい。



今日はバレンタインデー。
カカオ豆の高騰で、チョコレートは原材料も既製品も高値止まりのようですが、好きなものは好き。

本命にも義理にも自分にもチョコレートは優しい。

手作りした方はお疲れ様です。
悩み悩んで買い求めた方もお疲れ様です。
すてきな一日でありますように。


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