ヘマンジオルシロップによる苺状血管腫の治療日記【1】
わが子は今、生後5ヵ月。
生まれたときから、頭と腰に赤いアザがあった。
その赤いアザは、1ヵ月でみるみる大きく、こんもりと盛り上がった。
産婦人科で1ヵ月検診のときに相談したところ、「血管腫だね~」、「赤ちゃんにはよくあるものだし、いずれは消える」とのこと。
念のため専門の形成外科を紹介してもらった。
形成外科の先生から最初に受けた苺状血管腫の特徴は、
・急速に増大し、年齢を重ねると少しずつ消えていく
・自然にも消えるが、増大を抑え、あとを残さないための治療がある
・治療には、レーザー治療とシロップ治療がある
ということで、シロップ治療は最初に1週間入院する必要があり、その後1日2回の服用を続ける必要があるなど割りと手間がかかるので、まずはレーザー治療をやってみることにした。
初めてレーザー治療を行ったのは生後2ヵ月のとき。
照射の30分前に塗るタイプの局所麻酔をして、レーザーをパチン!
血管をレーザーで焼くので麻酔をしていても少し痛かったのか、大泣き。。
少し髪の毛が焦げてしまって焼けた臭いが・・・
炎症を抑える塗り薬を処方してもらって、1日2回塗ることになった。
レーザー治療は基本的に3ヶ月に一度の照射。
これを、腫瘍が消えるまで行うとのこと。
様子を見て、頭部の血管腫には、1ヶ月後に再度あてることになった。
2回目のレーザー治療は生後3ヶ月のとき、頭部のみ。
レーザーが効いているようで、その後、腫瘍が大きくなるスピードが落ちたように思った。
ところが、今度は腫瘍の赤い部分ではなく、その下の肌色の皮膚が盛り上がってきた。
先生いわく、「このタイプはレーザーでは完全には消えない」とのこと。赤い血管の部分はレーザーで消すことができるけど、皮膚の盛り上がりが残ってしまい、腫瘍が小さくなってくると、延びた皮膚がそのまま戻らない可能性がある。
ということで、シロップによる治療をオススメされたので、始めてみることにした。
(続く)