エンジニアはビジネスを理解すべき「だ」
タイトルをキャッチーにするために、わざと砕けた言い方をしてみたが、言いたいことは「技術者であってもビジネス理解をするべきだ」ってことだ。
私が長くサラリーマン人生を歩む中で、ビジネスに携わったのは40代になってから。社会人前半はほとんどお金のことに興味を持つことはなかったが、何となく聞かされることはあった。売上だの利益だの。でも一生懸命働くしかないじゃん。技術で結果出し続けるしかないじゃん。それはそう。特に大きな事業モデルに挟まっていると分業が進み、技術者は技術のことだけ集中していれば良くなる雰囲気になる。
私はビジネスにタッチしたくて転職し、顧客と直接取引してサービスを提供しお金を頂く、つまり元請のポジションに居たいと思っていたので、転職後チャンスはやってきた。自らの努力で売上を上げ、キャリアを向上させる。頑張った分数字にでるんだからこんなにいいルールはない、と思った。いくら技術技術と言ったって、売上がおぼつかないなら、意味のない技術となる。
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