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私は褒められて育ってない

最近の教育論は基本的に人を褒めて伸ばす、だね。叱られてもシュンとするばかりでモチベーションは落ちるし、怒られないように事を為そうとする態度を養うと、自発的には何もしなくなる。それなら褒めるを繰り返す方が、人は生理的にうれしいからもっとがんばるだろう、と。そりゃそうだね、ロジックは合ってる。

でもさ、私自身は褒められた記憶が無い。できてあたりまえじゃ、できないのは気の緩みじゃ、と言う雰囲気は昔に確実に会った。私の世代(40代)まではその考え方が現役だった。今の20代はもはや褒める教育一本で、30代は叱る教育もギリギリ残っていて「褒める」vs「叱る」みたいな価値観のせめぎあいがあった感じだ。

私は40代というよりもうすぐ50だから、子ども時代は基本スパルタ方式。最近この言葉も誰も使わなくなってるかな。しかも九州育ちというのもあり、かなり価値観は昭和をひきずっていたね。大人はみんな怖かったもの。大人は子どもに舐められないように必死だったな。ヤンキー文化とか学級崩壊とかが流行って、子どもを抑えるのが大変そうだった、あの頃の大人は。

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