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世間が矛盾だらけ、闇だらけであることを前提に生きる

SNSを見るとこの世の矛盾・闇を恨んでいる投稿が半分だ。後の話はどうでもいい話題で、じゃあSNSなんて見なくていいかとうと、その内容には一理ある。この矛盾や闇の中に、宝のようなものが隠れていると考える。だって、実際、世間は不条理なんだもの。

日本での与党の役割って、平等で機会に満ちた世界を作ること、じゃなくて、その建前を国民に信じさせることだ。そうできれば、大半の人はブツブツ言いながらも平和に過ごすので都合がいい。むしろできもしない正義を振りかざし、実際に制度を変えようとしたら大混乱が起こることの方を誰も望んでいない。もう、寝た子を起こすなよという話なので、どんなに実際の日本が闇でも矛盾だらけでも、何も変えようとしない与党が選ばれるのである。

だから大半の野党は、権限を握らずに、正論だけ言い続けたいのだと思っている。もしその正論を社会適用したら社会が混乱するのも彼らはわかっている。権力を持った瞬間に豹変する首相のお気持ちを考えても、賢い人ならそうするよな、という感想だ。

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