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自分がやったことに対して反応が無くても気にしないメンタルがベテラン以降に必要となる

もはや教える立場となり、新しいことは誰からも教わらない。ベテランの年齢になるとそう言ったことが増える。後進を育てて行かないと難しい仕事は全部自分にまわってくる。育てるために、自分が理解したことを部下に披露する。色々と調査し悩んで理解したことは資産であり、誰かに手放しで渡すことは一見、不利益にも思えるが、残念ながら手放さないと、新しいことをやる暇が無くなる。しかし、会社には次々と新しいことが押し寄せるので、結果、自分の仕事量だけがどんどん増えて詰むのである。それでもどんどん仕事をして一人でさばいてもいいのだけど、結果、部下は育たないわ、自分の時間は無くなるわ。結果、最後は詰む。

だから、自分のために引き継ぐ。これが答えだすごいだろう、といろいろ技術要素を披露する。実際すごいことである場合は多く、こんなことを教えてくれる場所はないぞ、ありがたく聞き給え、みたいな気持ちにはなる。とにかく教えることが無駄になっては嫌なので、一生懸命お話する。

そうすると大抵、反応が薄い。

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就職氷河期初期からIT業界に入ったインフラエンジニア・技術系マネージャーのorangeitemsが運…

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