トラブルシュートの心構え
若手を観察していると、トラブルシュートがとても下手だ。計画の上で決められたことを対応することはそつ無くやる。しかし、少しでも困難に当たると逃げ出しそうになる。私が引き取ろうかと言おうものならすぐにでも「お願いします!」と言わんばかりである。逃げ腰を絵に描いたような態度だ。
何がそんなに彼らを青い顔にするのか。たいてい、サポートと会話をして相手がわかってくれないことが契機となっている。トラブルシュートは個人プレーになってはいけない。個人にできることなんて限られている。それより状況の整理に留め、素早く公式のサポートに調査を依頼するべきだ。依頼の前に同様の現象が起こっていないか調べるのは当然としても、それぐらいで情報が出てくるようなら青い顔にはならない。
サポートから情報収集しなさいと指示されるのは当然のこと。情報収集するところまでは若手もすんなりできる。問題はその後。サポートからの返信で彼らのメンタルはやられがちになる。
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