上司に気に入られるためには
このテーマは、私は比較的「得意なこと」なので今まで書いて来なかった。得意なことは自然にできるので努力も苦労もいらないのだ。だから気を付けなくたって自然と出来るし、それで得もしてきた。
ちなみに、上司に気に入られやすいことの副作用はある。同僚などに嫉妬や恨みを買いやすい点だ。あいつは媚を売っている。上司の前で良い恰好をしようとして部下を切り捨てたり、責任転嫁したりするヤツだ。そんな、根拠もない感想を持たれがちになり、苦労したことはしばしばだ。
全てが良いことではないけれど、良いこともあるので、あえてまとめてみよう。
できませんとは言いません
何らかの要件があるときに、仕事なので何とか結果までたどり着かなければいけない上司。上司は部下に、できるだけプロセスまで伝授して確実にやってもらおうとする。その場合は教えてもらったことを順繰りやって行けばいいだけなので、難易度は低い。ところが、仕事は全てが簡単ではなく、プロセスまで上司が思いつかないがそこまで含めて任せたい、なんてことはよくあることだ。〇〇君頼むよ~、と言いたい上司の気持ち、よくわかる。
そこで、「私は教えてもらってないのでできません」なんて言うと、評価は激下がりだ。まあ、教えたことを完璧にできる人も、それなりの役割は得られる。だけどそれなりに評価されるのはやはり、教えてもらってようがそうじゃなかろうが、「こういう方法ならどうでしょうか」と前向きにこなしてくれる人だ。そして、その品質が良くてスピードが速いと、評価はうなぎのぼりとなる。
できません、ではなく「こうしたらできますね」と変換するのは大事なことだ。
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