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メインコンテンツです。お仕事にまつわる色々なことを1200字~1500字程度にまとめています。もう随分長く仕事をしています。もっと早く知っておけばよかった、ということを言語化して…
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2024年10月の記事一覧

新人1年目で一人他社常駐を二か月間って何!?

新人1年目、27年前。思い出話を一つ。それにしても長い時間が経ったものだ。まだこの業界にいるのは、我慢強い証拠だな。 新人研修が5月までに終わって、6月から配属された。本社ビルとは違う雑居ビルの一フロアで、通信系のアプリケーションを作るプロジェクトに配属された。社内でVisual C++を使って特定の部品を作る仕事。もちろん文系未経験の私がプログラミングをすぐにできるわけもなく、ドキュメントを作らされたり簡単な動作検証などをやらされていた、気がする。もう随分昔なので、何をや

何かに応募する、というのが苦手で

noteも定期的に、投稿企画があって選ばれたら雑誌に載るとか賞金が出る、などの企画をやっている。文壇は大昔からそういった賞レースが大なり小なりあって、物書きになっている人は作品を作り応募し、プロになっているケースは多い。 じゃあ私も、文を書くのは得意だしやってみるか、と思って挑戦するも、筆が進まない。そういや小学生の時、読書感想文も苦労したものだなという記憶が蘇った。 きっと私は、何かの目的を持って、読み手に沿うように書くのが苦手なんだと思う。外部から何の期待もされず、自

転職をしたくなった時に読む記事

転職。これまで一度だけやったことがあるが、やってよかった転職だったと思う。前職のままでいたら人生、どうなっていたかわからないが、どうにも上が詰まっている感じだった。今の役員の顔ぶれを見てもその時と変わっていないので、残っていたら損をしたことだろう。こればかりはわからないが。 今の会社に来てからも、転職したいと思ったことは数度あったが踏みとどまっている。そして、年齢的にもここまで来たら転職する意味はあまりないと思っている。というのは、いくら転職しようが会社員は会社員だからだ。

勉強するのが苦手なので、勉強しないと仕事にならない仕事をしている

学生時代は勉強はできたほうだったけれど勉強は嫌いだった。机の上に教科書や参考書、問題集を開き、テストに備えるような狭い意味での勉強はもうすぐ50歳を迎える今でも嫌いである。 けれど、ITの業界に社会人として入って、今に至るまで勉強をしてこなかったかというとそんなことはない。幅広い知識と経験を身に着けたつもりである。そして、これからどんどん新しい技術が生まれてくる未来に対しても、全く動じることなくこれまで通り身に着けて行けると思っている。今までそうしてきたから、未来に向けても

何もしない方がいい場合だってある

何らかの問題を感じた場合、問題に対して分析を行うことが多い。その結果、対策を練る。対策を行った場合のシミュレーションを行い有効性を確認できたら、実行に移す段取りを調整する。 この手法を用いれば、どんな問題でも解決しそうな気持ちになってくる。分析段階で匙を投げるタイプの人はそうはならないかもしれないが、無駄に分析したがるタイプなので、どんな場合でも解決法にたどり着いてしまう。 一見、優秀なタイプに思えるだろうが、これは諸刃の剣だ。分析が間違っている場合が多々ある。経験不足で

そして私はXを辞めた

Xは、昔やってたブログとの相性は良かった。ブログは無料で広告付き。Xも無料で広告付き。それぞれ似たような機能でありつつ、Xは短文だしモバイルで外出先から投稿できることもあり、重宝していた。 noteに移って、この関係が崩れた。Xにnoteの有料記事を出したところで先が読めないので離脱する人は恐らく多く、かつ一度離脱したらミュートする人もいるし、相性の悪さを感じた。いくらXにたくさん投稿したってnoteに来る人は少なく、noteはそもそも有料だから人数が限定されるためXに行く

構造化した文章を私が読み飛ばす理由

ネットで話題になる記事って、構造化されていることが多い。しかし私は積極的に読み飛ばしている。役に立たないからだ。 具体的な記事を出して役に立たないというと燃えるので、言うのはやめよう。 私が否定する「構造化された記事」とは何か。体は章立てになっていて、章の中身が同じように構成されている。箇条書きが多い。例えばこんな文章だ。 [1] 前文 [2] Aの特徴 ・~であること ・~であること   (中略) ・~であること [3] Bの特徴 ・~であること ・~であること   

やる気の波は評価と切り離す

やる気がある、やる気がない、これを人物評価に採用し出すと、ほんと組織が傾く。やる気ありますよ。部長についていきますよ。何でもやりますよ。お目目キラキラはいいけど、実際に結果を出せるかはまた別の話。モチベーションが高いから仕事をするんじゃなくて、仕事は任務だしビジネスの成功は皆の共通目標だから、やるのが当たり前。私は部下に、そんな認識でいてほしいと思っている。仕事をする意味なんて人それぞれだし、知る意味もない。それぞれの意味に基づいて頑張って欲しい。その結果複数の人が同じ場所に

組織におけるポジティブな発言/ネガティブな発言

組織とはこうあるべきだ、なんて意見を見るとほぼ反論したくなる。今日もそういう記事が出ていたので話す。ネットに晒すと燃えるので、会員向けだけにしておこう。

生産性のはき違い

同じ売上を上げるのにかかるコストを抑えれば、それは生産性が上がったということになる。日本企業は生産性向上が大好きだ。生産性が上げれば上がるほど利益効率が上がり、売上を上げなくても利益が上がる。 このところよく耳にするのが、同じ値段だけれど、品質を下げるやり方だ。例えば同じ弁当をリニューアルして、器に細工をして内容量を減らし、そこでコストを抑える手法がある。なんと、セコいのだが、結構な企業がこのやる方に手を付けているように見える。家電製品でも素材が簡素化され、買い替えたらかえ

ChatGPTに負けないための文章作成法

やはり最近のAIはあれだけ話題になることもあって、久しぶりにChatGPTを使ってみると能力が上がっている。ChatGPTが知っていることであれば、かなり端的かつ構造的に教えてくれる。何か勉強している人は便利だろうな、と思う。 ただし、知らないことはまだまだ多いようで、知らないことについて教え込むのはオプションなんだろう。今後、カスタマイズされたAIが社会に入り込み、人間の仕事を置き換えていくのは容易に想像できる。 もうこのAIの日常化は止めようがなくて、それなら人間が作

世間が矛盾だらけ、闇だらけであることを前提に生きる

SNSを見るとこの世の矛盾・闇を恨んでいる投稿が半分だ。後の話はどうでもいい話題で、じゃあSNSなんて見なくていいかとうと、その内容には一理ある。この矛盾や闇の中に、宝のようなものが隠れていると考える。だって、実際、世間は不条理なんだもの。 日本での与党の役割って、平等で機会に満ちた世界を作ること、じゃなくて、その建前を国民に信じさせることだ。そうできれば、大半の人はブツブツ言いながらも平和に過ごすので都合がいい。むしろできもしない正義を振りかざし、実際に制度を変えようとし

私はどんな人?、100の質問

自己紹介がてら、100の質問ってのをやってみたいと思います。 *** 好きな色は?→オレンジ 夢の旅行先は?→日本全国を一周したい 好きな食べ物は?→ポテトチップス、カツ丼、カツカレー 趣味は何?→街歩き、競馬、パソコン 猫派?→犬派?→猫、犬には小学生の時に噛まれた記憶があって苦手 朝型?→夜型?→朝型 好きな季節は?→秋 コーヒー派?→紅茶派?→コーヒー、毎日1~3杯飲んでる 幸せを感じる瞬間は?→noteの読者が増えた時、誰かに感謝された時 映画は

何もかもうまく行かない時のこと

私はよく競馬をたしなむのだけど、今日は全くうまくいかなかった。自分の買い目をすり抜けるように結果が出る。その結果を狙うとまた別の形になる。いくらやってもそう。こんなのおかしいだろう、と思うくらいに何もかもうまくいかない。競馬は当たると楽しいけど、この全く当たらないで、どうしようもないという感覚自体も、実は醍醐味だと思っている。楽しい気持ちじゃないけれど。 何もかもうまく行かない、というのは現実でもある。仕事でもプライベートでも、何か選択しても全部裏目に出る。誠実に考えている