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メインコンテンツです。お仕事にまつわる色々なことを1200字~1500字程度にまとめています。もう随分長く仕事をしています。もっと早く知っておけばよかった、ということを言語化して…
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2024年2月の記事一覧

心理的安全性も、20%ルールも古い

心理的安全性も、20%ルールも、古い。 心理的安全性の概念は2012年にGoogle社が研究を始め、2016年に公開されてかなり有名になった概念だ。心理的安全性とは、チーム内で自分の発言や行動が他のメンバーから非難されたり反発を買ったりしないという安心感のことである。 20%ルールとはGoogle社が1998年に設立されてから、そもそものビジョンとして、社員に自由な時間を与えるとビジョンに沿ったイノベーションをしてくれる仮説があり、それを制度化したものである。もう2000

オススメしたい私なりの組織論

私の経験も一人の人間の範囲なので、世の中には多くの組織論があると思うが、失敗を繰り返しながら成功をつかんだ身として、私なりの組織論をまとめておきたい。

個人に会社のビジョンとか理念とかは関係ない、のか?

面白い投稿を見つけた。 この手の感想を書くと色々言われるのがオチだけど、noteだとプランに入っている人だけ読めるのでいいね。思ったことを書いてみよう。

指摘しがちな問題のある仕事

毎日、数々の指摘を部下の仕事に対して行うが、何を指摘するんだろうか、ということを考えてみる。すぐ、速やかに指摘しているので、あまりまとめて考えたことが無いが、かなりの傾向があると思われる。

人間が、考えるということ

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「自分は賢い」と他人へアピールすることの必要性について

「マウントする」って言葉が一般的に認知される世の中になったので、説明はしやすくなった。私の方が上なんだぞ、とそれとなく相手にメッセージを送ることのことだ。勝手にやっていればいいとは思うが、SNSでかなり可視化されたように思う。虚栄心の塊とSNSのことを評されることはあるが、まさに人々がそれを隠さなくなってきた。私はすごいんだぞ、ということを皆が言い合っていてとても醜くて仕方がないが、これも人間という現象である。

自分が稼いでいるのに、実入りはこれっぽちか、という危険な感覚

私は自分で新規事業を起こして、ある程度の規模になったので、少し気持ちはわかる。この前、ある漫画家が、自分が作ったものの売上に対して、実入りが少なすぎると嘆いていた。

何でも報告してくる部下の正体・逆マイクロマネジメントとは何か

いちいち報告してくる部下をどうしたらいいか‥って話。 いいね、こういう悩み。

製品選択の際は、売り文句に騙されないこと

ITインフラの仕事をしていると、選択肢がたくさんある。どの選択肢を選べばいいですか?と顧客や部下に相談され、私が決めなきゃいけないケースはあるし、たくさんやってきた。もう10年近くそういう立場にいて、感想を持っているのでまとめてみたい。

傍観者になってはいけないという叫び

主体的に、能動的に、なんて思って生きていると、ふと気づいたら私が全部やっている羽目に過去何度も陥ったことがあった。相手は楽であろう。私に全部やらせれば用事がすべて済んでしまうし、結果もすこぶる良い。 逆から見れば、主体的な私が傍観者を生み出しているとも言える。私ががんばって船を漕いでいて、後ろを見たら、他人は何にも手を動かしていなかったという具合である。

楽しさは減衰する

楽しいことを積み重ねていくことが人生の秘訣である、みたいなことを書いたことがある。この主張に揺るぎはない。毎日楽しいことを見つけて、楽しむ。シンプルにそれが大事なのだが、この点を理解するために忘れてはいけないことがある。 飽きることだ。すごく楽しいことを見つけたとしても、同じことをずっとやっていると、楽しさが減衰してくるのである。

「いばらの道」に対する誤解を正す

「簡単な道といばらの道が、目の前にあったら、いばらの道の方を行け」って初めてに言った人は誰か、を調べるためにChat GPTに聞いたら、 だそうです。本当かな?と思っていくつかの記事を探してみましたが、どうも本当っぽいです。

逃げ道がない仕事を作るなかれ

若手にはたくさん経験してもらいたいので、たくさんの仕事を任せようと思うのだけど、一つ気を付けていることがある。逃げ道がない仕事を作らないということだ。 できるだろう、とマネージャーたる私は思って任せるのだけど、それは主観であって実際に若手たちができるかはまた別の話である。できないとどうなるかと言うと、期限を先延ばしにしてくる。忙しいから、別のことをやらなければいけないからと、言い訳をし出す。

勉強する人を冷ややかに扱ってくる人間の性質について考える

子どもの頃だっけな、確かに勉強に対する積極的な行動を誰かに露わにすると、「あいつ、まじめ~」と、ネガティブに評価された雰囲気はあった。 そして、今の時代でも、勉強を熱心にする人は冷やかされる傾向にあると思う。勉強する人をあからさまに冷ややかに扱う人は一定数いる。 でも、この勉強、学びを否定するのって、人間の本能のような気がする。他人が勉強に熱心であるのを見るのは、そんなにいい気持ちはしないのはわかる気がする。なぜだろう。自分が差を付けられているような気がするからか。勉強よ