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メインコンテンツです。お仕事にまつわる色々なことを1200字~1500字程度にまとめています。もう随分長く仕事をしています。もっと早く知っておけばよかった、ということを言語化して…
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2024年1月の記事一覧

いつも不満げな人たち

人って面白いな。今の状態に対して何か不足点を見出し、満足させようとしてくる。課題を見出し解決したいという本能があるのかもしれないけど、自分自身のことならともかく他人様に対しても圧をかけようとする。 でもさ、三年前から考えたら今は十分達成してるんだよ。三年前に不満げだったあなたの風景は、三年間で見事に塗り替えられしかもそれ以上の結果を出している。だって、不満って言われたら仕方ない。満足させてしかもそれ以上の結果を見せつけようじゃないの。そうやって、がんばったわけ。 そしたら

炎上する仕組み

この前、「NTTは滅ぶ」みたいな発言をSNSで見たのよ。NTTって全世界で30万人、日本だけでも3万人弱の社員がいるわけ。取引先やら関連会社やらで、もっと関係している人は多いだろう。それをね、「NTTは~」なんて発言を個人で行うってことは、最悪全員敵にまわしているようなものだよね。もし日本の3万人が同時にSNSで反論して来たら、その人、ひとたまりもないだろうね。一つ一つに反論してられないよ。反論してないのにまた反論が届いて、もう、言うんじゃなかった、って思うだろうね。 ネッ

勉強が大変?全部おぼえなくていいんだよ

IT業界って、おぼえなくちゃいけないことがたくさんありすぎて、何から手を付けていけばいいかわからん、ってなりがちだよね。 インフラで言えば、OS、ネットワーク、ミドルウェア、ストレージ、物理に仮想に、ほんと大変。システム開発であれば、プログラミング言語に始まり、どのようにシステム開発プロジェクトの上流から下流までの工程論。そして、顧客の業務面まで踏み込んだら、ITすらも超えてしまう。 多分、全体を記憶できている人はおらず、それぞれの分野に専門家がいて、助け合いながらシステ

ショッピングモールの景色から、この20年の変化を読む

たまに近所のショッピングモールに出かける。もうこの土地に住んで20年以上。施設名は変わらないけどその中にある店は大いに入れ替わって来た。昔と今ではもう別物みたいになっている。 周りにいくつもショッピングモールがあるが、当初は結構高級感のあるビジョンを押し出して運営していた。値段も高めだが、品質がいい、いわゆる「プレミアム」的なアイテムを前に出した百貨店的戦略だったように思う。 それが、今となっては、百貨店的色は消え失せていて、個別に世間的に人気のあるテナントが並ぶようにな

自己肯定感の秘密

自己肯定感、という言葉はここ最近こそ有名になったが、私が若手の頃はこんな言葉は無かった。この前、野球のイチロー氏が、「自己肯定感という言葉を初めて知ったが、正直気持ちが悪い」ということをおっしゃっていた。 私もほぼ同じ年齢なので、最近のアップデートしなければいけない概念ということは共感できる。ただ、イチロー氏なんて、自分ができる、ということを殊更信じられた人だと思うので、この概念が人間にとって必要であることすら思い浮かばなかったのだろう。自分を否定するなんてあり得ないだろう

なぜ、こんなにAIに人々が夢中になっているのかわかった

もうなんでもかんでも、話題はAIである。AIの発表をすれば株価が反応するくらい、とりあえずAIやってりゃいいという感じになってきた。 AIって言ってもまだ最終形はあいまいで、だからこそ人々の期待が色々と高まっていてこんなことになっていると思うが、それでも、ここ最近理由がわかって来たので書いておく。

ピンチをくぐりぬけて

お仕事で久しぶりの大トラブルで、当日は3:00AMまで家で働いて、しばらく寝て早朝に起きて会社に行って・・みたいなことをやった。 コンピューターというのは、誰も触らなければ何も起きないけれど、バージョンアップしろだのソフトウェアの改修だの、変化し続けることが宿命づけられていて、そのタイミングで何かが起こることは多い。微細なものを対応し続けるならいいけど、今回は大変だった。 何とか解決しそうなところまで見えたというところで、この記事を書いておく。いつも思うことがあるのだけど

世のなかは、闇だらけ。

最近のニュースを見ていると、闇の世界はこんなに違法なことが行われていた、という論調の話が多い。政治、芸能界、その他あらゆる場所で、噂ではなんとなくあった話が明るみになり、逐一調査されて暴かれるというストーリーになっている。 暴く人の見せ方が乱暴だと言う話は聴くけど、乱暴な話が大元なだけに、いや、真実を世に広げてるだけだという正義的な動機の方が前面に出ている感じだ。また、本当に違法な方法で暴こうとしている場合は、それすらも告発され、なかなか世の中、混乱していると思う。 こう

仕事で、リスクを取るか、リターンを取るか。その分岐点にいるときの心境を書く。

仕事を取るには、その仕事をこなすだけの人が必要である。 人を採用するには、給料を支払うだけの仕事の量が必要である。 目の前には未来があり、仕事がどうなっていくか、についてはこれまでの傾向からの予測はできる。仕事がどんどん成長していて数字上も伸びているから、それに対応する人は「予想に応じて」かき集めなければいけない。 もし人を集められないのに、仕事を受けてしまったら、今いる人にしわ寄せが走る。人に無理をさせることが定常化してしまった組織は最悪だ。耐えられなくなった人から先

会いに行く、出張してまでも。

社会人になって何度も出張する機会があった。出張は楽しい記憶ばかりだ。普段は自宅と会社を行き来するだけで、その中での思考が大半だ。思考の癖、みたいなものができてしまって発想を広げるのに苦労する。映画やアニメ、マンガや小説など、想像力を広げてくれるものはあるが、やっぱり自分の行動ルートを外れるのが最も効果があると思う。自分の目で見て耳で聞いて、足で動いてとリアルをうごめいてみるのは、脳を活性化するのは間違いない。単に、その出張中の用事以上に、景色、匂い、食べ物、環境など、様々な情

能動的な勉強を避けて、勉強をし続ける方法

勉強し続けないと、社会人は続けていられないってのは真実だと思うんですよね。これだけたくさんの人がいて、しかも知識・技術ってのは年々アップデートされていきますよね。その中で活躍しなきゃいけないので、日々勉強は必要になるでしょう。自分は一人、世間は無数、そして時間は常に前に流れていくので追いつく努力は必要です。 ただ、勉強って、基本つまらないです。私は。本開いて何かを知っておぼえるとか、学生の時にさんざんやりましたがあれはつまらない。テストの点数を上げるための勉強を経験したこと

転職する人に向けて、転職後に成功するための指南

はじめに私自身は転職機会は三十代半ばに一度切り。それでうまくいったので、二度目は無くて二社目で長いこと働いている。ということは転職活動は成功だったなと思う。確かに一社目のままでいたら今の状況は無かっただろう。あの時決断して良かったね、私。 転職したばかりのころの記憶をたどりながら、転職する人に向けてアドバイス的なものを書いておきたいと思う。 いくつかのアドバイス始めの1か月はとにかく環境に慣れること

Aプラン、Bプラン、Cプラン、私の未来予測法

何気に忙しいのでiPhone 15から記事を書いてみようと思う。やってみたら全然いけるので、通勤の時にでも時間節約のため、今後もやってみよう。 さて、将来のことについて、私はいつも頭を回している。人生を将棋のように例える人がいるが結構正しい。今現在を点として、さまざま分岐する未来を何パターンか考えることで頭を動かすことが多い。別にそれに集中しなくたって、遊びながらでも何となく並列で考えている。

あせらない、あせらない。

2024年、気がついている方も多いとは思うが、今年は変化の年である。今まであって当たり前だと思っていたものが急に消え失せたり、無いと思っていたものが復活したり。動きが激しすぎて難しい、と思っている方も多いのではないか。 変化はいい方にも、悪い方にもある。そこで「いい方」の変化ばかり着目し、飛び乗らないと何もしないで機会損失してしまうと戦々恐々しているのではないか。SNSを見ても、投資やら転職やらいろいろうるさい。まるでやっていない人のことを攻め立てるようである。それにも増し