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メインコンテンツです。お仕事にまつわる色々なことを1200字~1500字程度にまとめています。もう随分長く仕事をしています。もっと早く知っておけばよかった、ということを言語化して…
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2020年8月の記事一覧

OJT (on job training) を正しく取り組めば、人は育つと考える理由

OJTという言葉をはじめてきいたのは、大学を卒業し社会人になってすぐでした。もう20数年前の出来事です。役職連中が口癖のように、教育はOJT、OJTと連呼していました。当時はインターネットも黎明期でしたから、何やねんOJTって・・って思ってたのですが、やっていることは、現場に行ってから仕事でおぼえろ、という意味でした。 このOJTという言葉は、他社常駐の多いIT業界ではよく聴く言葉で、悪い意味では「現場丸投げ」という意味になります。未教育のまま、現場の仕事ができるようになる

転職すべき?転職すべきでない?IT業界で二十数年に一度だけ転職した人の見解

そうか、私もうこの業界に二十数年いるんですね。 超ベテランですね。 この業界、めちゃくちゃ転職が多いので、同じ会社にずっといると同僚しかり、顧客しかり、どんどん人が変わっていき自分だけがここにいる、という体験をします。 私自身は、転職をそんなにおすすめはしないです。 転職すればバラ色になるなんて、そんなの幻想です。 しかし、転職せざるを得ない場合だってあります。 だから、私は一度だけ転職しました。 今後、さらに転職するかはわかりませんが、基準を持って会社と接して

誰でもできる 障害報告書の書き方

ここ二十年くらい、何度も何度も障害報告書なるものを書いてきました。障害報告書マスターと言ってもいいぐらい、書きなれました。 障害報告書にはルールがあります。 ルールは守るべきです。なぜなら、障害報告書を受け取る側は暗黙の了解的に、ルール通りの障害報告書を受け取ると思っているからです。 障害報告書を出したら、あれやこれや指摘を受け、作り直しになったことはありませんか?。 もしくは相手を激怒させたことがありませんか?。 なぜ、口頭で話せばいいことを、わざわざ文書にする必

なぜ勉強しても役に立たないのか?

ものごころつかないころから、勉強しろしろと世間はこうるさいです。今の子供たちは、たくさんの習い事や塾など勉強させられることに関しては天下一品の様相です。勉強しなければ未来がない。 そして社会人になっても、資格試験がたくさん用意されています。技術は日進月歩で確かに普段から学んでいかないと、どんどん時代遅れになっていくでしょう。勉強し続けることというのは一見、真理に見えます。 その延長で、仕事のかたわら勉強に明け暮れる人がいます。最近だとオンラインサロンというのも流行している

あるがまま、ありのままの自分でいい、に悩むあなたに効く考え方

私が人間関係に悩む中で、あるがままでいい、という概念に出会ったのは実は高校生の時。「森田療法」という精神療法を本で知った時になる。苦手なことにハラハラドキドキしながら、それを包み隠さず何とか挑戦していけば、最後はその緊張がなくなっていく、というようなロジックを持っている。高校生の私にはとてもありがたかった考え方で、それをきっかけに大学は心理学科に進み臨床心理学やカウンセリングまで学んだ。 ただ、結局は問題は解決しなかった。あるがままであればいい、で解決する問題であれば、きっ