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#仕事

IT業界一筋二十数年、愛すべきパイセン列伝

社会人を二十何年もやると、記憶に残っているパイセン(先輩)方がいらっしゃいます。尊敬する人から憎々しい人まで様々。 でも記憶に残っている以上は、私の成長の糧となっている方々です。 教師もいますし反面教師もいます。 基本的に私は、誰かを目標にしたりすることはないので、師と呼べる人はいないのですが、何人かの方に影響は受けてきました。 今の時代には生存できないかも・・と言う人もいます。 昔は、そういうおかしい人も、許容する時代でしたね。 何せみんな忙しかったので、コンプ

転職の再定義

社会において、人々がどう動いているか、ということについての私の中の解像度が、昔に比べて随分上がってきました。 ①採用活動に短期間ではあるが携わったこと ②30代の複数のIT関係者とメンバーシップにて会話する機会を持ったこと この2つをほぼ同時に経験したことは、非常に大きな知見を得ました。メディア記事なんて当てになりません。テレビやインターネットで転職転職言ってますが、転職サイトは転職者が出てこないことには商売にならないから、かなり偏った話になってます。実際のところをお話

インフラエンジニアになろう 25年選手が語るそのやりがいとなりかた

はじめに大学を卒業して、IT業界に飛び込んで25年。ずいぶん業界のことを広く見た。気が付いてみれば私はインフラエンジニアだ。しかし、学生の時私はインフラエンジニアになろうと思っていたか。否、流れ流れてこうなっている。 インフラエンジニアという職種は、どちらかと言えばIT業界の中でもマイナーだ。多くの人が、プログラマーやシステムエンジニア、コンサルタントという道を目指す。 長年、日陰の位置にいたのだが、ここ最近のデジタルブームとクラウドの活躍で大きな評価をいただくことになった。

OJT (on job training) を正しく取り組めば、人は育つと考える理由

OJTという言葉をはじめてきいたのは、大学を卒業し社会人になってすぐでした。もう20数年前の出来事です。役職連中が口癖のように、教育はOJT、OJTと連呼していました。当時はインターネットも黎明期でしたから、何やねんOJTって・・って思ってたのですが、やっていることは、現場に行ってから仕事でおぼえろ、という意味でした。 このOJTという言葉は、他社常駐の多いIT業界ではよく聴く言葉で、悪い意味では「現場丸投げ」という意味になります。未教育のまま、現場の仕事ができるようになる

IT業界キャリア20数年の中で私の心に響いた言葉たち

大学を卒業してIT業界に入りそして20数年が過ぎました。 転職は1回のみそして幸運にもこの業界にずっと残っています。未経験でしかも文系(心理学科)から飛び込み、まだ生き残れていることは幸運です。業界にもいい波や悪い波があり、なんとか波乗りして現在地に漂っています。 ただし、自分一人でここまでたどり着いたのではなく、いろんな人との出会いがあり、そして影響を受けて成長を繰り返してきました。そもそもこの業界は成長し続けないと退場を迫られやすい側面があります。昨年は45歳希望退職

SESのいいところを説明しつつ、14年目にヤメた経緯を説明する

SESというのは「システムエンジニアリングサポート」という意味で、派遣でもないし、かといって請負でもない、不思議な契約方法のことを言います。システムエンジニアという言葉が入っているので、IT業界だけでしか通じない言葉です。 請負と言えば、仕事内容を取り決めて、その内容を完結したらお金がもらえる仕組みです。一方、派遣というのは人を客先に派遣し、その指揮命令系統も客先に任せる、という仕組みです。 基本的には請負、派遣のこの二種類だけ知っておけばいいのですが、この間にSESが出