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インフラエンジニアになろう 25年選手が語るそのやりがいとなりかた
はじめに
大学を卒業して、IT業界に飛び込んで25年。ずいぶん業界のことを広く見た。気が付いてみれば私はインフラエンジニアだ。しかし、学生の時私はインフラエンジニアになろうと思っていたか。否、流れ流れてこうなっている。
インフラエンジニアという職種は、どちらかと言えばIT業界の中でもマイナーだ。多くの人が、プログラマーやシステムエンジニア、コンサルタントという道を目指す。
長年、日陰の位置にいたのだが、ここ最近のデジタルブームとクラウドの活躍で大きな評価をいただくことになった。というのは、いざアプリケーションを動かそうとすると、それを動かすシステム基盤の世界をきちんと理解し、限られた費用の中で用意し、そして安定運用させられるスペシャリストが必要だからである。
ところが、業界は能動的にインフラエンジニアを育てなかったことから、絶対数が少ない。おかげで今や引く手あまたとなった。採用シーンではそもそも求職者が少ないので採用したい複数の会社が一人に集中している。こんなことは過去二十五年の経験の中でも初めてのことだ。
この記事では、インフラエンジニアに未経験から挑みたい方向けに、経験者ならではのお話を取り混ぜながら、具体的な話をお伝えしていきたい。そもそも経験者の絶対数が少ないのだから、この話は価値があるはずである、と信じて書き進めていく。
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