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賞状技法士養成講座

毎月第3土曜日。
賞状技法士養成講座に通っています。

もともと小学校2年生から大学卒業まで書道を習っていた経験がありました。練習はお休みすることも多かったのに、お世話になった先生の多大なるご協力のおかげで最後に師範試験に合格させていただくところまで続けることができました。しかし、その後すぐに就職し、京都を離れると同時に書道は辞めてしまいました。

それから約8年、職場の異動の際にとあるきっかけで、私の書道経験と師範試験を受けたことが職場の皆様に知れ渡ることに。そこから、封筒や熨斗袋の宛名書きや賞状の名入れなど、我々の仕事の中の筆ペンを使ってできることはほとんど私のところに回ってくるようになっていきました。

でも!!経験がある方はわかるかもしれませんが、書道をやっていたからといって誰もが筆ペンも上手に使えるというわけではないのです。しかも私は書道をやっていたときですら、楷書を非常に苦手としていました。行書や草書が好きだったのです。小筆を使うことも、硬筆もそんなに得意ではありませんでした。それなのに、筆ペンで楷書で文字を書くなんてことは本当に難しくて。頼んでくださる方と名前を書かれる方に申し訳ない気持ちがだんだんと大きくなるばかりでした。

本屋で筆ペン字練習帳を買ってみたものの、全然続きませんでした。最初の点画の練習で飽きちゃうのです。でも、この文字はどうにかしたい。せっかく頼んでもらえるのなら、自信を持って美しい文字をかけるようになりたい。そんな思いでいろいろと考えた結果、この講座にたどり着きました。

筆ペン字練習帳が続かない私が、通信講座を自力でやり遂げられるわけがないと思いました。そして、幸いにも自宅から通える範囲に教室があることを知り、思い切って通学部の体験講座に参加。その場で入会することを決めました。月1回、4時間集中するスタイル。私にはこれがあっているようで、今日が16回目(1年4ヶ月目)。2級取得のための修了課題を提出してきたところです。

この講座の通学部では、決められた回数の講座を受け、審査料を払って、修了課題が審査され、それに合格することで3級・2級・準1級まで取得できます。1級は、年1回の試験を受けて合格する必要があるようです。昨年3級を取得し、もうすぐ2級取得予定。準1級取得まで続けることを目標にしています。

毎回宿題がでます。なかなか時間が取れず、十分に練習できているとはとてもじゃないけど言えません。宿題を完成させられなかったこともあります。それでも今回の修了課題は、何とか完成〜!まぁまぁ上手くかけたかも?なんてホッとしたのも束の間。確認してもらうと、課題自体を間違えているという痛恨のミスが発覚!確かに、書いていて違和感はあったのです…。今日はその課題のやり直しにほとんどの時間を使ってしまいました。でも、修了課題のおかげでいつもよりたくさんの字を書いて、よい練習になりました。やっぱり毎日少しずつ、コツコツ続けるのが上達への近道ですね。

なんでも締切のぎりぎりにならないとやらないタイプ。夏休みの宿題も、どちらかと言えば最後にまとめてやるタイプ。その性格も、準1級を取得するまでには改善できるように。もうちょっと立派な作品が書けるようになったらここでもご紹介できるように。またこれから頑張ります!

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