日々の言葉
ほぼ日手帳を使い初めて10年ほどになります。
ずっと使っているのはカズン(A5サイズ)で、仕事用。
プライベート用にweeksを3年ほど使っていた時期もあります。
今は、仕事用カズン+5年手帳の2冊でお世話になっています。
この手帳の好きなところはたくさんあるのですが、最も気に入っているのがこの「日々の言葉」です。1日1ページあるので、その季節やその日に合った言葉が絶妙なタイミングで届けられるのです。(weeksでは、1週間でひとつです。)
人に会うのは、風呂に入るのと似ています。
風呂も、入るまでは億劫がってぐずぐずしてても、
湯上がりに後悔したことはない。
人見知りだってなんだって、会うことですよね。
―糸井重里が「今日のダーリン」の中で
5年手帳の、今日の言葉。この言葉は以前に見たことがあるので知っていたのですが、何度読んでもほんとこの通りで。人に会うことだけではなく、なかなか手を付けられないこと全般に言えると思う、このお風呂に入るのと似ているという考え方。ついつい面倒くさがって物事を先送りしたくなるとき、よく思い出します。
私たちは日々、いろいろな言葉を目にし、耳にしています。でも、そのまま忘れていってしまうものがほとんど。でも、ふとした瞬間にある言葉が目に留まって、それがずっと忘れられず心に留まることもあります。昔を思い出すきっかけになるような言葉や、これからの人生を変えるような言葉に出会うこともあるでしょう。人からもらった大切だと思った言葉は忘れないようにしていきたいし、自分が人に伝える言葉は優しくじんわりと気持ちが伝わるものにしていきたいと思います。
ほぼ日手帳の「日々の言葉」は、心がほんわかするような言葉がたくさんあって、肩肘張りすぎない感じがとても心地よいです。深く考えさせられる言葉もあります。ふふっと笑っちゃうエピソードなんかも載っていたりします。手帳を使っていない人も、このサイトで言葉を見ることができるので是非一度ご覧くださいね。