前向きに行こう!元気がもらえる映画2本立て
こんにちは。妄想名画座館長のすがちゃんです。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
おうちでぬくぬく映画を観る時間、最高ですよね。
2本とも定番映画ですが、絶対に元気がもらえる2本をチョイスしました。
ですので、観たことのある方も再試聴してエネルギーチャージしてください!
では、早速まいりましょう。
『マイ・インターン』(2015年)
ストーリー
ロバート・デ・ニーロ演じるベンは、妻に先立たれ、ひとり老後をすごしていた。
ある日街の広告で、とある会社の「シニアインターンプログラム」を知る。
思いきって応募したベンは見事採用され、シニアインターンとして働き始めることに。
働く先は、ニューヨークで急成長をとげているファッション通販サイトの運営会社。アン・ハサウェイ演じる社長のジュールズ専属となったベンは、経験と人柄で、同僚やジュールズの心をつかんでいく。
一方ジュールズも、会社経営や家族、親との関係に悩みながらも、ベンとの関係を通して成長する。
ふたりの関係性に励まされるバディ映画っぽさもありつつ、仕事と家庭、人間関係のバイブル的映画。
『シェフ 三つ星フードトラックはじめました』(2014年)
ストーリー
ロサンゼルスにある有名レストランのシェフをつとめるカール(ジョン・ファブロー)は、オーナーや評論家とトラブルになり、レストランを離れる。
マイアミで出会ったキューバサンドに衝撃を受けたカールは、キューバサンドで再スタートの勝負に出ることに。
前職の部下と息子を引き連れ、ボロボロのフードトラックを手入れし、アメリカを移動しながら絶品キューバサンドを売り回るサクセス系ロードムービー!
見どころ
世代違いの人間関係
『マイ・インターン』では、ジュールズとベンがお互いに刺激し合いながらお互いが成長する様子が描かれていますが、ふたりは40歳差。
ベンがジュールズの協力を得てFacebookを登録したり、ジュールズがベンにサラリーマンだった時代の働き方について聞いたり……。
世代が違う人との会話は刺激的で、多くの学びがありますよね。
『シェフ』では、フードトラックでの旅を通して、親子関係がグッと縮まる様子が描かれています。
親子だからこそ、お互いを理解することの難しさを痛感させられるところも。
こちらでもジェネレーションギャップが面白いポイントですね。
Twitterを駆使して、いとも簡単にバズらせて集客しちゃう息子と、Twitterで炎上させちゃう父親。
SNSは2010年代を象徴するものですが、SNSが昔話になる時代がいつかくるのでしょうね。
仕事も家庭も両立させたい、現代の生き方
ジュールズは家庭を夫にまかせ気味ですが、それでも小さい娘を育てながら社長としてバリバリ働く姿はかっこいいです。
カールは離婚した元妻と息子の面倒を見ています。レストラン時代はシェフとして働きながらも、お迎えの時間になればキッチンを飛び出していきます。
キャリアも、子育ても両方やりたいのは、女性だけでなく男性も同じですよね。
男性も育休をとって、可愛い盛りの子どもの面倒を見ながらキャリアも築くことのできる世の中を願います。
料理が美味しそうすぎる!
『シェフ』では、キューバサンド以外にも調理シーンがたくさん出てくるのですが、真上からの画角の調理シーンはどうしてあんなに美味しそうなのでしょう?
この映画の影響でフードトラックを始めた人もいるようですし、キューバサンドを作ってみた人も多いのでは?
アイアンマンメンバー
『シェフ』で登場する
ジョン・ファブロー
ロバート・ダウニー・Jr
スカーレット・ヨハンソン
は、ご存知アイアンマンのメンバーですね。
マーベルファンにとってはたまらないでしょう。
(館長はさほどマーベル系は明るくないのですが……。)
次回予告
せっかく前向きな気分になったところで大変恐縮ですが、次回は重たい映画の2本立てとさせてください(笑)
『空白』と『プリズナーズ』の2本をチョイスしました。
久しぶりに洋画と邦画の組み合わせですね。
愛する子どもを失った親が取る行動とは……。
お楽しみに!!