漫才過剰考察

令和ロマンとの出会いは、2023年のM-1グランプリ。

それまでお笑いは、TVでやっている賞レースを多少見る程度だったので、劇場メインで活躍していた彼らのことは全く知らなかった。

番組冒頭で、視聴者による優勝者予想3連単が発表された。「さや香」「真空ジェシカ」と見なれたコンビに並んで、「令和ロマン」の名前があった時、どんなコンビなんだろう？と印象に残ったのを覚えている。

審査員紹介も終えて、いよいよネタ披露の時間。
トップバッターでいきなり「令和ロマン」の名前が呼ばれた。

「期待されてるコンビなのにトップバッターなんて可哀想…くじ引き下手かよ…」

全然知らないコンビなのに、なぜか咄嗟にそう思った。心の中で「頑張れ…！」とエールを送る。

このとき披露されたネタは「少女漫画」。
これは今でも大好きなネタの1つで、冒頭で観客を巻き込むように話すくるまくんが印象的で好き。
一気にこのネタで心を掴まれた私は、初めて芸人さんのファンになった。

彼らは勢いそのままに優勝したが、彼らを応援すればするほど、もっとM-1で戦う姿を見てたかった…と悔しい思いも生まれてきた。
そして、その思いはくるまくんも一緒だった。

叩かれることを恐れずに、優勝したけど物足りないと思っているとハッキリ言えるくるまくんはすごいし、本当にもう一度出場してくれるなんて最高だよ！！

これからも考察しまくって、ますますブラッシュアップされたネタが見れるのが楽しみ。