VUCAの時代に求められるスキルとは
VUCAの時代に求められるスキルとはなんだろうか。
とある。
そういうのは今までも求められていたようにも思う。
モダニズム的、フォーディズムのような時代からの脱却というのはもう何十年も前から語られ、構造主義的な背景をもとに作り上げられたポストモダンという概念がある。
さらにポストモダンへの批判として、多元主義がある。
多元主義的な状態(いきすぎた相対化が言葉をなくさせる、批判を一切できなくさせる)からの脱却としてのリスキリングなのだろうか。
そもそも不確実な時代にデータ分析というのはどうなんだろう。不確実であるが故に過去のデータは意味を成さないのではないだろうか。
不確実であるとは、データが示す未来さえ棄却してしまうのではないか。
結局は"VUCAの時代"というより"いつまでも"モダンなものの見方を進めているに過ぎない。
あらゆる手を使って成長幻想を見せてくる。
不確実であるというのはそもそも今も昔も同じに思う。量子力学的に常に観測されるまで不確実である。
不確実であることを受け入れてどうなってもいいとするのが求められるのではないか。自分なりに相手を信頼する。
大きな物語から外れる。外れては生きていけないので、ノリながら反るような態度。
VUCAの時代のリスキリングと謳いながらクソだと思うような。
不確実性との付き合い方は「手の倫理」を参照した。もっと個人的な、根源的な不確実に向き合うことから始めようと思う。
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