【読書感想文】偶然性・アイロニー・連帯
彼は私的空間と公的空間(クラブとバザール)を個人の中に内在させてもいいとしたが、今起こっているのは、各地での残酷さの表明である。その都度、公的空間での言語運用ルールが見直される。また、インターネット上の発言はもちろん、道端での言動・会話も動画に撮られたり晒されることもある。どこもかしこも公的空間への接続を余儀なくされる。となると、多様であること、つまり私的空間を持つことが難しいというか維持するモチベーションがなくなる。私的空間でしか発言できないような危うさなんていうのは持たな