遠近両用レンズのご先祖
今日は遠近レンズの祖先と言われているフランクリンレンズのお話です。
EXレンズとも言われるレンズですがまずどういうレンズかと言うと、単焦点レンズの遠用と近用をそれぞれ半分に切って一つのメガネフレームに入れる加工です。
言葉ではわかりずらいので簡単なイラストにしてみました。
「そんな乱暴な!!」と思われるかもしれませんが、今みたいに簡単に遠近両用レンズが作れなかった時代の手法になりますので当時は画期的な考え方だったかと思います。
過去の技術?
過去の技術と言ってもその通りですが、実は今でもこういう作り方が必要な方もいらっしゃいます。
遠近両用レンズは現代加工技術も進みかなり違和感の少ないレンズになってきてはいますが、境目を無くす事によって歪みになっている部分が存在しているのは事実。その歪みに慣れられない方であったり、近くを見る時は広い視野じゃなければ使えないような使用環境だったり遠近両用レンズとは違う目的で使われるケースもあります。
一周回ってオシャレ
オシャレとか拘りって人それぞれで「逆にこれの方がかっこいいじゃん」という需要も実はあります。
あくまでイメージ的にですが所ジョージさんとかこういうの好きそうだなぁって思います。
実際に遠近両用レンズではできないメリットの部分もあるので興味ある方は眼鏡屋さんに相談してみても良いと思います。