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オプティマインドという船に乗るなら"今"しかない。お客様への本質的な価値提供を追求するビジネスコンサルタントの決意

オプティマインドでビジネスコンサルタントを務める尾崎淳さん。日本郵便からキャリアをスタートし、外資系コンサルティングファームで順当にキャリアを積んでいた彼が“残りの人生を賭けたい”という想いで入社を決めた理由と仕事のやりがいについて伺いました。



人力ではなく「技術」で新しい世界を創るオプティマインドに惹かれた

―まずはこれまでの経歴について教えてください。

大学を卒業後に日本郵便株式会社(以下、日本郵便)に入社しました。実家がパン屋だった影響かもしれませんが、目の前のお客様に喜んでもらうことや、何かを新しく作り出すことに元々関心があり、当時民営化されたJP 日本郵政グループの「あたらしいふつうをつくる。」というスローガンに惹かれたのがきっかけです。入社してからはずっと国際事業で、オペレーション業務、サービス開発や経営企画・戦略企画を経験し、2年間は上海にも駐在しました。帰国後はBtoB領域での物流事業に取り組み、そこから「世の中を変えるためには物流だけではなくて、SCM(サプライチェーンマネジメント)も重要だ」と思うようになったんです。そこで「人生一回きりだし挑戦してみよう」と思い、外資系のコンサルへ転職を決意しました。

―「新しく何かを創る」ことに加えて「世の中を変えたい」と思うようになったのですね。

日本郵便での成功体験が大きかったと思います。開発したサービスで送れなかったモノが送れるようになる変化を感じたり、新たな取り組みがメディアで特集されたりと、「新しく何かを生み出すこと」の喜びや高揚感を感じました。次第に世間から驚かれたときの嬉しさだけでなく、「もっと社会へインパクトを与えるようなことができたらいいな」と思うようになって。

日本郵便の後は外資系のコンサルと事業会社でSCMのプロジェクトや中長期戦略の企画立案などを経験し、順調に実績も残すことができました。そんな中で「このままでいいのか」と思う気持ちが芽生え始めました。成熟した環境にいてすごく恵まれた環境でもあったんですが、自分の根底にある“社会へインパクトを残したい”という想いや“新しい何かを創ることへの期待”が強くなってきて、「やっぱり世の中に新しい価値を提供できる環境に身をおこう、そういう会社で挑戦してみよう」と思うようになりました。「物流によるモノの移動だけでなく、街の流れも最適化できるような新しいインフラを創り出して、社会全体を良くしていきたい」という気持ちで、2022年の8月にオプティマインドに入社しています。

―「社会をより良くする」手段としてオプティマインドへの入社を選んだ決め手は何だったのでしょうか。

最初に興味を持ったきっかけは、オプティマインドの掲げる「新しい世界を技術で創る」というMissionと、ミッションドリブンな会社であることです。
転職先を決める上で4つの軸があったんですが、オプティマインドはそれらを全て満たしていたので、入社を決めました。

まず一つ目は「事業性があるか」。オプティマインドの組み合わせ最適化技術と、社会インフラである物流が抱える課題解決を結びつけたビジネスモデルは十分に事業性があると感じました。

二つ目は「技術力があるか」。組み合わせ最適化のアルゴリズムや特許を取得している速度推計技術は、他社と差別化できるオプティマインドの大きな強みだと思います。

三つ目は「志があるか」。オプティマインドの「新しい世界を技術で創る」というMission、「世界のラストワンマイルを最適化する」というVisionへの共感です。

最後は「グローバルに展開できるか」です。オプティマインドのサービスは今後も海外に広げられる事業モデルだなと思いました。

他の会社で安定した待遇のより良いポジションにつくことは難しくはないと思いますし、今後もそういう機会はあるかもしれませんが、「オプティマインドという船に乗るなら今、このタイミングしかない!」と思えたのも入社を決心する大きな後押しになりましたね。


御用聞きではなく、お客様の本質的な利益に繋がる解決策を提案する

―現在の業務内容についても教えてください。

今はエンタープライズ企業向けのビジネスコンサルタント(以下、BC)を担当しています。エンタープライズ企業を担当するBCは簡単に言うとソリューション営業に近いです。オプティマインドはSaaSのビジネスモデルですが、サービスをただ売ればいいというわけではありません。現場のオペレーション構築と推進、導入後の、経営課題の解決をゴールとしています。

BCの役割は大きく二つあって、一つ目が「お客様の課題を明確にして解決策を提案し、将来実現したい姿へ導くこと」。オプティマインドの自動配車サービスである「Loogia」を中心に、コンサルティングサービスの提案や、お客様と一緒になって共同開発をするなど、様々なアプローチでお客様の課題を解決していきます。

二つ目はアカウントマネジメントです。契約後の運用構築部隊である「オペレーションコンサルタント」(以下、OC)と共に、お客様と信頼関係を構築し、Loogiaが導入されたことでお客様の目指す姿が実現できるように、様々なステークホルダーを巻き込み、コーディネートしながら、安定稼働するまで伴走する義務があると考えています。

―これまでの業務経験を通して培われたスキルや考え方の中で、オプティマインドでも再現性があるものはありましたか?

基本的な考え方ですが、ルールや型を学び、それを応用させ、さらに自分のスタイルを確立させることは今でも意識していますね。例えば「見える・わかる・できる」のようなフレームワークは、どの業界にも通じると思います。まずは課題が可視化されないと、実状は見えてきません。可視化されて状況がようやく見えて初めて頭で理解でき、そこから打ち手を実行できるようになります。このフレームワークはオプティマインドに限らずですが、再現性を持って活かせるなと思います。

―BCと親和性のあるキャリアを築いてきた尾崎さんでも感じられる業務の難しさは何でしょう。

お客様が抱える経営課題・業務課題を深掘りし、お客様にとってベストな方へと導いていくことですね。お客様が理想とするゴールがすでにある状態でも、本質を深堀りするとお客様にとって最適解ではない場合があります。そのようなケースにおいて、画一的な営業手法でLoogiaを提案しても、継続的な利用には繋がらないと思っています。

むしろ、遠回りすることになってもお客様とのディスカッションを重ねて、顧客が目指す姿や、現状の課題を体系的に整理したうえで言語化し、お客様をガイドしていくことが本来の姿だと思いますし、これが難しいと日々感じています。これはBCのやりがいというか面白味でもあると思います。

僕自身、これまでは良く言えばクライアントファースト、悪く言えばお客様の言いなりで、できる限りお客様の要望に合わせられるようにする営業だったと思います。しかし、業務を続けていく中で「それではお客様の本来の利益には繋がらない、たとえお客様の想定している道筋でなかったとしても、BCとして、オプティマインドとして、お客様の本質的な利益に繋げることにフォーカスすることが本来の役割だ」と思い直しました。

もちろんセールス部門なので、目標として課される売上を達成することは大前提ではありますし軽視するつもりは毛頭ないですが、より大切なことは「どれだけ長く価値を提供し、使い続けていただけるか」です。それが長期的に大きな利益に繋がっていくから。オプティマインドでは契約後もBCとOCが協力して継続的に提案活動・オペレーション支援を行っているので、短期の売上だけを意識することは決してありません。必ず長期的な目線を持ち、お客様の本質的な課題解決のために動いていきます。

―売り切り型ではなく、お客様と伴走し続けるんですね。

お客様の御用聞きになるのではなく、本当に必要なことは何なのかを考え、真のゴールに導く仕事だと思っています。向かうべき方向がわかっていても具体的に何をしていいか分からないお客様に対し、今いる地点から「本来あるべき姿・ゴール」に至るまでの橋を架けるイメージですね。


オプティマインド特有の「謙虚力」の文化は崩れないと思う

―オプティマインドの良いなと思うところはありますか。

皆、口を揃えて言うと思いますが、やはり「謙虚力」です。互いに尊重できるのはとても良いことだと思います。他のメンバーと「この謙虚力はいつまで続くのかな」と話をしたことがありますが、社員数が増えている今も変わらず謙虚さを重んじるカルチャーは保たれていますし、今後も崩れることはないのだろうと感じています。「謙虚力」はオプティマインド特有の文化ですね。

それに、権威主義的ではないことにも魅力を感じています。年齢層も幅広いですが、皆がフラットに接していて、どんな方でも仕事のしやすい環境だと思います。あとは、ミッションドリブンな組織であることも良いなと思います。もちろん利益を上げることは大前提ですが、Mission、Visionに向けて動いていくことが社内に浸透しているので同じ方向を目指して仕事ができていると実感しています。

ー組織文化や社内コミュニケーションについて、尾崎さん自身も意識されてることがあるのでしょうか。

2つあります。まずは「相手を尊重すること」です。特にBCはOCやプロダクトチームと連携して動くことが多いため、互いの意見に耳を傾けて尊重しながらの行動が大切になると思います。

もう一つは僕もまだまだ体現できていないのですが、「言語化」することです。BCはお客様から言われることだけでなく、さらに深堀りをして本質的にこのお客様にはどんな課題が潜んでいるのかを一緒に考えていくことが重要になるので、解像度高く理解し、言語化することが必要不可欠だと思います。オプティマインドは出社だけでなくリモートワークの社員も多く、Slackでのテキストベースでのやり取りが多くなる場面があるので、より言語化力は重要だと思っています。

―最後に、オプティマインドでどんなことを実現したいですか?

まず、自動配車計画については、今だとnice to haveな存在ですが、日本中で日々行われている配車業務が誰でも簡単に行えるような、must haveなサービスになっていくことを目指したいです。
また、オプティマインドの技術を新しいインフラにも活用していきたいとも思っています。

入社する前から「オプティマインドの技術は物流に限らず新しいインフラとして様々なことに応用できる、それも日本だけでなく世界で。」と考えていました。大きな目標ですし、今は物流ドメインの社会課題解決にコミットしているので、日常的に意識することはないですが、残りの人生をかけてこの目標が達成できるようにと、覚悟を決めて入社しました。社会全体をより良くするために、オプティマインドの技術を使って新しい未来を切り開いていきたいです。

同じ船に乗ってくれる仲間を募集しています!

オプティマインドでは「多様性が進んだ世の中でも、全ての人に物が届く世界を持続可能にする」という物流業界の壮大な社会課題を解決すべく、一緒に働く仲間を大募集中です。少しでも興味が湧いた方はカジュアル面談も大歓迎ですので、気軽にお声がけください。


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