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OpeN.lab新着記事のご紹介(2025年1月20日~1月26日投稿分)
こんにちは、株式会社オープンストリームホールディングステックブログ「OpeN.lab」運営チームのhonda.ちゃんです。
今回は、先週に「OpeN.lab」のマガジンへ投稿された記事をご紹介いたします。
「OpeN.lab」新着記事のご紹介
1.VRF機能を利用して検証環境ネットワークを構築する
ルーターやL3スイッチが不足している環境で、VRF機能を活用して1台の機器上に複数の仮想ルーターを設定する方法を解説した記事です。特に、loopbackインターフェースを仮想的な終端機器としてVRFに組み込む事例が少ないため、その構成と具体的な設定手順を詳しく紹介。Cisco機器を用いた設定例を基に、仮想ルーターの作成、インターフェースへのVRF適用、ルーティング設定など順を追って説明されています。
2.IP SLA機能を利用した通信経路の冗長化について
Cisco社のIP SLA機能を活用した通信経路の冗長化設定を解説する記事です。IP SLAはリモート機器の到達性を監視し、応答が途絶えた際にスタティックルートを削除して経路を切り替える機能です。この記事では、IP SLAとobject trackingを組み合わせ、L3スイッチAで経路の自動切り替えを実現する設定手順を詳述。障害時にはデフォルトゲートウェイ経由で通信を継続する仕組みも紹介されています。ネットワーク障害対策の参考になります。
3.tracerouteのオプションで送信するパケットがどのように変わるのか
tracerouteを使ったネットワーク経路情報の取得方法と、オプション指定による挙動の違いを解説する記事です。LinuxとWindowsでのデフォルト動作の違いや、「-U」「-T」「-p」などのオプションを付けた場合の送信パケットの変化をtcpdumpで検証。特定のプロトコルやポート番号を固定した調査方法も紹介しています。ネットワーク障害時の原因特定や調査に役立つ実践的な内容です。
さいごに
今回は3本の新着記事をご紹介いたしました。ぜひご一読ください。そして記事の内容を気に入ったいただけた方は、是非記事へのスキとクリエイターのフォローをお願いいたします。それがクリエイターにとって一番の励みになります。
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