呪いで犬が死んだそうな
そうこうしているうちに養母も亡くなった
葬儀には実の母親もきていた
葬儀にムートンブーツで来て
ケンタッキー食べてた
占い師になったそうだ
出棺のときに大泣きして棺に縋りついた私をみて
「演技しやがって」
そう実母は言っていた
分骨してくれ
そう言って骨を持って帰ったその人から
1週間もしないうちにその骨を取りにこいと言われた日
泣き叫びながら帰った
分骨した骨に呪いがかかっていて
そのせいで犬が死んだそうだ
占い師様がそう仰られていた
数珠でぐるぐる巻きにされたお母さんの骨壷を抱いて
私はわんわん泣いた
あれから3年以上たって
記憶から消そうと生きていたけど
先日姉との電話の中で
養母の遺影の裏にわたしの写真を貼っているという話を聞いた
あやを早くあの世に連れていってください
そういって手を合わせているんだって
電話口では怖いねーって笑って済ませたけど
このブログを書きながら私は泣いている
怒っちゃいけない
泣いちゃいけない
感謝しなくちゃいけない
その全てを捨てて
わたしはnoteを書き始めた
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