死ぬ最後の瞬間まで、大笑いしたい。
ちょっと前に、はっぴーの家に行ってきた。
はっぴーの家とは、介護施設だ。いや、ちがうシェアハウスだ。
うーん、これも違う気がする。
企画メシでお友達になった 彰さんが働いているところだ。
いまのところ、これが一番しっくりくる。
あきらさんは、かなりぶっ飛んだ人だと思う。(いい意味で)
考え方とか、生き方とか、めちゃくちゃにかっこいい。
それでいて、ものすごく人間で、ものすごくやさしい。
企画メシの課題を見ていて、いつもそう思ってた。
そういう人が、働いている場所ってだけで気になるのに、話を聞いたら、いても立ってもいられなくなったので、神戸まで行ってきた。
はっぴーの家の説明を書こうかなと思ったけれど、素敵な記事が、たくさんあったので、貼り付けておくことにします!笑
↑ この方の記事を読んで、初めて代表さんのTEDを観た。やっぱり気持ちがいいくらい、ぶっとんでた。TEDは、何度も見返したい。
↑ この方の記事は、あったかい。そして、なんか一緒に見学したような気持になれる。たくさんの人が読んでくれたら嬉しい!
私は、大学生の頃、介護施設(デイサービス)でアルバイトしていたことがある。
おじいちゃん、おばあちゃんが大好きな私は、その時間が楽しかった。
「リンゴの唄」や「瀬戸の花嫁」といった戦後の歌を歌えるようになったし、(なんなら、カラオケで歌ってた。)認知症のおばあちゃまと、高校時代の話で盛り上がって、彼女の同級生になりきって、一緒に踊ったりした。
でも、3か月ほど働いたときに、猛烈に辛くなってしまった。
ここで暮らしている人たちの明るい未来が、全く見えないような気がしてしまったからだ。
みんな、死を待っているように思えた。
みんな、早く自分の家に帰りたがっていた。
みんな、全然楽しそうじゃないように思えた。
勝手にそう思って、勝手に辛くなってしまった。
こんなひどいことを思ったまま、何もできずに、辞めてしまった。
そこから、介護や老後への良いイメージを抱けなくなった。
そんな思いを抱え続けたなかでの、はっぴーの家。
そこは、想像以上に混沌としていた。
だけど、みんながリラックスしていた。
お喋りしてる人、うたた寝してる人、作業してる人、ご飯作ってる人、会議をしてる人、遊んでる人(スタッフさんの子どもたち)
スタッフさんも私服なので、だれが働いているのか分からない。
写真がいたるとことに貼られていて、ポスターや張り紙が張ってあって…
なんていうか、本当に「家」だった。
大家族の「家」
自分をさらけ出して過ごせる場所。
そのなかでも、一番心がぞくぞくしたのは、お葬式。はっぴーの家では、お葬式をみんなで作るそうだ。
棺桶を作って、亡くなった方の好きなものを飾って、好きな音楽をかける。
知っている人や、知らない人、近所の人、ごちゃまぜになりながら、盛大に?、この世から送り出される。
そんな見送りを毎回、見ていたら、きっと死ぬことも楽しみになるんじゃないかな。
だって、こんなにかっこよくて、クレイジーお葬式ないもんね。(一度でいいから、参加してみたい・・・)
ここで亡くなられる方が、心底うらやましくなった。
私もこんな風に、自分らしく死にたい。
笑って死にたい。
そんで、笑いながら見送られたい。
そして、自分の町にも、こんなごちゃまぜな場所があったらいいのにな、
と ふと思ってしまった。
こういう場所の中に、子どもたちが学ぶ空間があったらいいな、とも。
自分の中のわくわくが、うずうずしている。
いまは、「あったらいいな。」しか言えないけど、いまは、「あったらいいな。」をたくさん集めようと思う。
そして いつか、その「あったらいいな。」を実現できる人になりたい。
なによりも、「はっぴーの家」を自分の肌で感じることができて、本当によかった。(情報量多すぎて、脳内疲弊)
感じたことの半分も言葉に出来ていないけど、時間をかけて消化していきたいと思う。
老後とか、介護って重苦しく考えなくっていいんだ。
一人ひとりが、目の前にある一日をどう楽しく生きるのか。
どんな功績を残したかとか、どれだけ長生きできたとか、そういうことじゃない。
どれだけ、笑えるか。
どれだけ、自分らしくいられるか。
老いていくのが愉しみになる、そんな場所だった。
また、遊びに行きたいな。
【追伸】
彰さんへ
Xでの重大発表を聞いたので、急いで投稿しました(笑)
案内してくれてありがとうございます!
gonちゃんへ
一緒に行ってくれて、ありがとう!
たのしかったね~