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「あかちゃんはどうやってつくられるの?」 日本の性教育ってやっぱり遅れている?
投稿が滞ってしまいました.悪いクセですね.
今日は一冊の本を紹介したいと思います.
「あかちゃんはどうやってつくられるの?」
先日,子供と一緒に図書館へ行き,
好きな本を選ばせていました.
私の近所の図書館は一人15冊まで借りれます.
しかも,何歳であろうと図書カードが作れるのです.
すごいですよね.
0歳児でも作れる.
しかも絵本だけでなく,紙芝居も多数取りそろえている.
図書館ってすてきですね.
さてさて,話がそれましたが,
その子供を連れて行ったとき,
色々と借りていた中の一冊が「あかちゃんはどうやってつくられるの?」でした.
我が子は小学校4年生.
少しずつ男女の差に興味が出てきている頃かなと思っていましたが,
いきなりここに来たかという感じで,少し衝撃でした.
しかし,ここで慌ててはいけないと思い,
なぜこの本を借りたのか聞いてみました.
すると思いもよらない答えが返ってきました.
「友達と色々な話をするんだけど,
いまいちあかちゃんがどうやってできるのかわかんなくて.
コウノトリではない事くらいはわかるけど,それ以上は分からないんだよね.
あと,友達が”SEX”て言葉を知っているんだけど,詳しく教えてくれないし.
今日,図書館いってぶらぶら本を眺めてたら,この本を見つけたから,
読んでみようかなって思ったの.」
ですって!!
我が子ながらなんてしっかりした受け答え!!
少し焦っていた自分を反省しました.
「良い本を選んだね.しっかりと読んで,また感想を教えてね」 って言うのが精一杯でしたよ.
そんなこんなで,すぐに読み始める我が子.
小学校4年生でも読めるように書かれていますが,
内容は”真実”のみ.
男女の関係についても上手に書かれています.
本を読んだ感想を聞いてみると...
「色々と分かったよ.なんとなく分かってたつもりの所もはっきりしたわ.
でも,”SEX”ってそんなに説明しにくい事ではないのに,なんで教えてくれなかったんだろうな?」
ですって!!
純粋ってすばらしいですね.
っと,思っていましたが,この出来事以降,
日本の性教育は親世代が遅れているのだと感じました.
自分を含めて,我が子が性に興味を持ち始めたとき,
きちんと性について伝える事ができるでしょうか?
今回はたまたまこの本に出会えたことで,
スムーズに性について話すきっかけになりました.
子供から直接聞かれたときにきちんと逃げずに答えられたかどうか... 難しい所です.
この本はスウェーデンで出版された本の日本語版です.
北欧ではごく当たり前に性についてきちんとした知識を小さいときから伝えていると聞いたことがあります.
このような本があれば,性についてきちんと伝えられますし,
親子でもきちんと話せると感じました.
性についてきちんと話すことはとても大事だと思っています.
しかし,日本人はその手段について諸外国よりも少し遅れているのかなと感じる出来事でした.
きちんと性についてのステップを歩み始めた我が子.
相手だけではなく自分も大事にする事が性でも大切なことを伝えていきたいなーと思う今日この頃でした.