説明|【生成AI】ゲームの話にかこつけて仕事の話をしようかな
AIとのお付き合い
はじめに
令和最大の技術関心事といえば、もちろん『生成AI』でしょう。ITに関わるものとして避けては通れない道なので、おぽのも少しばかり勉強しておりました。が、どうにもこうにも難しい。
ひとまずここまでの勉強の記録として、記念すべきおぽのの100記事目の投稿にこの話題を取り上げます。
生成AIの是非を巡る云々については先達の皆々様におまかせするとして、おぽのとしては個人、仕事、そしてゲームとAIの距離感みたいなものを書ければと思います。
ああ、「お付き合い」ってそういう…。
1|もしかして自分より賢い…!?
ということでまずはいつも通り辞書的な意味から…
これ、おぽののこれまでの記事を参考にして、AIに書いてもらった文章です。noteのエクスポート機能便利ねぇ。(ちょっと怠けて5つしか参考にさせてないです…。)
そして使用したプロンプトがこれ。
//依頼
- これから5つのサンプル文章を入力します。
- サンプル文章を入力後ゴーストライティングを依頼します。
- 5つのサンプルから文章の特徴や書き手の癖、口調を学んでください。
- 執筆してください。と入力したら、学んだ文章の特徴や書き手の癖、口調を真似て文章作成を開始してください。
- 記載するテーマは下記からさんしょうしてください。
- 文章は500字程度、小見出しをつけてください。
//テーマ
「IT初心者向けの生成AIの説明」
プロンプトを書く際に参考にさせていただいたnoteがこちら。
うーん…まだ精度が低い依頼だったので、思ったような出力ではなかったですね。いっつもおぽのはおバカで軽い文章書いてるからか、AIには理解されなかった要素が多々ありますな…。
覚えさせているうちに、勝手に謎のゲームレビューを始めたのは笑っちゃいましたが。
ちなみに今後のお話ですが、おぽのがAIを利用した文章を使う時は、今回のように出力結果を引用で貼り付け、どこから出力させたか書こうと思います。
今回ゴーストライティングなんてさせちゃったから、このあと「なんか今回理性的だし読みやすいな…プロンプト置いてけ!なあ!AIだ!!AIだろう!?なあAIだろおまえ」という疑いを産まないようにするため。
(ついでに言うと感想文は自分で書いてはしゃぎたいですしね…。)
2|対個人・付かず離れずのお知り合い
前置きはこれぐらいにして、個人でのAIとの付き合い方から。
生成AIは、要約や分析の能力が特に優れており、利用者がITに明るかろうが暗かろうが一定の品質で情報の出力をしてくれます。苦手を補ってくれるので、おぽのにはもってこいの代物。
ですが、その前におぽのはどんな利用方法においても共通する心構えで利用しています。それは「入力と出力の確認は結局人の手」というもの。
いやーこんなコト、そこかしこでさんざん言われてますよね。利用者は出力された結果と入力した内容との齟齬チェックをするべきだ、と先駆者はみな口にします。
では視点を変えて、他者がAIで出力したモノに触れる場合。この時は?
読んでみると嘘が含まれていることはわかります。が、これを堂々と載せたのは、入力時点でおぽのが「ちょっと嘘を混ぜてね」とお願いをしているからこそのこの結果です。
使用したプロンプトを置いときます。
//以下について出力しなさい。
- 桶狭間の戦いについて200字~300字以内で説明しなさい。
- 説明文中の単語について1か所だけ誤った情報を含めなさい。
- ただし誤った情報は高校受験レベルの単語に限ること。
- 出力結果は高校受験の日本史の問題に使用する。
- 問題の意図は解答者に説明文から誤った情報を見つけさせること。
- 以上について嘘の情報を説明文に混ぜて、事実であるかのように記載しなさい。
あ~、だからあんなとって付けたようなユルい嘘が。
何が言いたいかというと、いくら出力結果の事実確認をしても出力した人の意図は見えないわけです。そのため、AIから出力されたモノを見る時は、人間の意思が働いてAIが動いているというコトを頭の片隅に置いておきたいですね。
3|対仕事・あくまで道具たまに秘書
打って変わって、お仕事現場のAI。
最高ですわ〜。これまではなんとか効率化しようとマクロを組んだり、人力でせっせとやってた作業がスルスルッと終わって行く。
入社一年目からでも十二分に利用できるツールにしてアドバイザーです。もちろん出力結果のチェックは当然ですが、それ以上に入力と出力の関係を意識して利用できるのでチェックがしやすい。
では何に気をつけなければいけないのか…って…そりゃあ入力する情報ですよね。
おぽのはテスト関係のお仕事故に、情報の秘匿性が高いので、普遍的な質問のみの利用にとどめています。
「納期が延ばせない状態だけど、対応は必須、相手を説得するために必要な材料のヒントを出して!!」とか、
「ごめんなさいメールのテンプレ作って。相手はあんまり知らない人、実は向こうに原因がある」とか。
生成AIの性質上、どうしても外部に情報を与えることになるので、自社のガイドライン遵守が絶対条件です。それに加えて、まずはリスクがゼロの範囲の利用を検討することが肝要。
4|対ゲーム・未知との遭遇
ゲームでいうところのAI。
生成AIが生まれる前からゲームとAIは一緒にいました。ITに関する情報を無視するとAIの中身は「なんか人間が考えてるっぽい動きをするプログラム」のようなざっくりとした認識。
コンボの練習相手だったり、接続落ちした人の代わりだったり、自分の動きを学習したコピーだったり…と「ゲームとAI」で見てみると意外なほど長い付き合いだとわかります。そもそも将棋のAIを開発し続けてきた国なので、シミュレートや分析作業をさせるのは大得意。
しかし「生成AI」においてはまだまだ踏み込めていない部分。AIって一括りできないほど別モンの側面が強いですしね。
ビジネスでは積極的に取り入れられているものの、ゲーム自体への導入はまだまだ発展途中のように感じています。
ただすでに先駆者はいらっしゃいます。代表例はChatGPTを搭載したテキストアドベンチャー『ドキドキAI尋問ゲーム』です。
容疑者の生成AIと警官のプレイヤーで文字通り“チャット”をしながら、とある事件の自白をさせるのが目的というもの。
謎を追う推理アドベンチャー…ではなく、7回以内の発言でAIに自白させることが目的なので、自白するんだったらなんだっていいんです。
有ること無いことでっち上げてもAIがちゃんと拾ってくれるので、事件の内容がとんでもないことになっちゃったり。
プレイヤーの思った展開のため試行錯誤をすることに、わざわざ生成AIを利用している利点を感じました。これこそゲームにおける入力/出力のチェックですね。
👮 👤
ここから下は費用対効果や技術など多くの課題を無視したゲームとAIの妄想ですが…
ゲームへの生成AI導入は、今のところテキストベースで自由な会話を目指した物が多いので、例えばライフシミュレーション系のゲームと相性が良さそう。
長いことやってるとセリフのパターンがいくらあってもすべて見きってしまってな…その点、生成AIならもっと幅広い会話が可能になるかもしれません。
それ以上に生成AIによって複雑な行動パターンができるようになるとマルチプレイのゲームでより人間に近い協力プレイをしてくれそうです。
あるいは対戦ゲームにおけるプレイヤーの行動を学習して、練習時にアドバイスしてくれるセコンド役になったり…。
妄想ここまで。
🤯
おわりに
生成AIについて、拙いなりに勉強してきたことと、これから先で考えられることを書きました。
もっとも、目新しい情報はなく、おぽのが想像するようなことはすでに誰かが始めていると思います。
なにか自分からも発信できればと思い、生成AIとどう向き合っていけるかを考えてみました。
えっ、なんですか…「AIよりも薄いまとめ」ですって…!?
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テーマ決めには悩みましたねぇ。
いつも通りゲーム感想にしようか、せっかくだしゲーム歴を晒すか、この後に出るゲームの話をするか、推しの作品をたっぷり語るか、意図的に出していないパーソナルな話をするか、いっそジャンルの違う話をするか…
とにかく逡巡しておりましたが、ピンと来たのが見つかってよかったです。
これからについてはこれまでと変わらず遊んだゲームを中心にのんべんだらりと綴っていきます🙇