お前を掴んで離さない
いま、読書欲が湧き出て半端ない。
あたしこそ源泉。
市立図書館の蔵書検索とか
謎に動かしまくっている。
文学フリマとかめちゃくちゃ行きたい。
止まらない、勢い。
だからこそ知っている。
この読書欲、
もうすぐどこかへ行ってしまうことを。
子どもの頃、読書が好きだった。
文章を書くことも好きだった。
しかし、
どこかのタイミングで気付いたのである。
義務的な感覚で、
頑張って本を読みにいっている私に。
私は、読書を好きな私が好きなのであって、
読書が好きなわけではないのではないか?
(ではないの渋滞この先4km)
それでも、確かにこの読書欲、
本物の「読書がしたい!」だとも思える。
不思議である。
いつも突然現れては、
1週間くらいでどこかへいってしまう脆さにも関わらず。
さて、
今回、何かが違う。
いつもより、深い!
だからこそ、油断をすれば、
今にも彼方へ消えゆかんとするであろうお前を、
私は掴んで離さない。