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【瀬戸内旅③】宮島は青好きのための楽園でした
今日は打って変わって快晴の予報です。
広島から宮島に行くには、電車とフェリーを使えば600円で済むんですが、自粛中、世界遺産の勉強をしていた身としては、「世界遺産クルーズ」の名前にひかれて、二つの世界遺産を結ぶ、平和記念公園発・宮島着のこの船で行くことにしました。
2200円。うち2000円は go to 様様です。
原爆ドームを眺めながら平和パンを食べるという完ぺきモーニングを終え、乗船です。
最初はひたすら川を瀬戸内海に出るまで下ります。
途中、港があって牡蠣の殻が山積みになってました。面白い。
40分くらいで宮島の桟橋に到着。
歩いているとまず見えてくるのはあの有名な大鳥居。
うん、知ってたんよ。改修中なのは。
知ってたけどさ、実際見るとちょっとショックだよね。
海に映える朱塗りの美しさを想像できるがゆえにさ。
気を取り直して厳島神宮に入ろうと思ったら、全然想像と違いました。
え、海の上ちゃうやん。
どうやらまだ潮が満ちていないらしい。
じゃあ満潮まで待とうということで、先に弥山に登ることに。
弥山
厳島神社の背後にある山・弥山も世界遺産の一部なので、ここに来るなら絶対登りたかったんです。
ロープウェイに乗ると、一気に視界が開けました。
どひゃー、瀬戸内海、美しい。
見渡す限り青い。
青好きとしては興奮してしまう光景です。
ロープウェイを降りてから、山頂までは1km以上のアップダウンを登らなければいけません。情けないけどめっちゃ息上がった。
途中にお堂があって、その中の火は弘法大師がつけて以来消えてないらしいです。
最近お寺巡ってると思うんですけどね、みんな弘法大師にあやかりすぎじゃないですかね。
さらに登ると奇石にたくさん出会います。
「つまらぬものを切ってしまった」顔してます。これ一人でタイマーで撮ったんですよ。あーはずかしい。
行きの新幹線で鬼滅の刃を見始めたので、ついついテンションが上がっちゃって。
途中、絶景過ぎてしばらく大きな石の上に座って瀬戸内海を眺めてしまいました。
世界遺産チル、贅沢です。
そこからちょっと登ると山頂着!
でも山頂よりも、一人で落ち着いてみた景色の方が好きだな。
インフォメーションのおじちゃんに、お堂の釜のお湯は飲んでもいいんだよって教えてもらったので帰りに寄りました。
去りたくない絶景を見納めて下山。
厳島神社
さて、厳島神社へ。
お、満ちてる満ちてる!
わざわざ満潮を待って正解でした。ナイス判断。
朱塗りの柱と青い海の対比が美しい。
しかも前後も左右も海だなんて、青好きにはたまりません。
燈篭の数も柱の数も108で、柱と柱の間の板は8枚で、縁起を担いでるらしいです。(ガイドさんの話盗み聞きした。)
あの教科書で何度も見た寝殿造りですが、残っているのはここしかないので、回廊を歩けて気分は平安貴族。
彼らはこんなところに住んでいたのかー。
晴れの今日は気持ちいいけど、雨風が強い日は部屋間の移動でびしょぬれになっちゃいそう。雅に我慢は付き物ってことですかね。それともすだれでも掛けるんですかね、下々のものが。
あの栄華を極めた平家の建物だから豪華な感じかと思ったら、海と山がメインだからかな、意外とシンプルでその分神聖な感じがしました。
お昼は牡蠣
生ガキと牡蠣飯。
ひとりなのを不憫に思ってくれたのかな、店員のおじさんが宮島の花火の映像を流してあるスマホを置いて行ってくれました。
途中で何度か方言バリバリのラインの通知が来て、面白いような見ちゃいけないものを見たような申し訳ない気分になりました。
千畳閣
豊臣秀吉を祭っているらしいです。もう疲れちゃって座って景色を見てました。きれい。
お散歩
せっかくだからライトアップまで見ようと思って、散歩で時間つぶしました。
町はずれのトンネルに行ったら、古い和風の童謡みたいのが大音量で流れて、怖すぎてダッシュで駆け抜けました。
5時を知らせる放送だったらしい。いや曲のチョイス。
寒い思いして待ったけど、ライトアップはあんまり?
もみじ饅頭
瀬戸内レモン味のもみじ饅頭を食べながらフェリーにのって、広島駅前のホテルに帰りました。
紅葉堂っていうもみじ饅頭屋さん、おススメです。
今日は青い景色にどっぷり浸かったので、晴れやかな気分で眠れそうです。
宮島、すき。