読んだ本の記録ぱーと2
こんばんは。日中は汗ばむくらいの温かさでしたが夜になるととても涼しくなりましたね。
今日は会社を午後半休して新宿へ行ったのですが西口のヨドバシ街はなんか並々ならぬ何かを感じますね…具体的に何かって聞かれたらなんだろって答えちゃいますが(笑)
機能に引き続き読んだ本をかる~くゆる~く残していきます。
1000文字くらいなので1~2分程度でなんとな~く伝われば幸いです。
今回ご紹介するのは
です。
こちらは『100円のコーラを1000円で売る方法』の著者で知られる永井孝尚氏の本です。
自分自身この手の本を読むとき最近では発行された日付を見てコロナ前/コロナ後を意識するようにしています。この本に関してはコロナ前に刊行されていますが「営業の神髄」ともいえるポイントを実際にあった事例とともに紹介している本なのでコロナに関しては気にされなくても大丈夫です。(2019年10月29日第一版)
まえがきとして著者は「大量生産し、安価で大量販売」という前時代の販売方法に一石を投じています。受注に頼るのではなく、マーケティング発想に切り替えるべきと述べています。これは現代のサスティナブル社会において至上命題の課題でもあります。よく昔はプロダクトアウトで物が売れたけれど人々が豊かになりものがあふれた時代になり、モノが有ることが当たり前となり次第に価格競争へと向かっていきジリ貧になっていく。自分もこの本を手に取ったのは価格競争に巻き込まれないための知恵を得ようと思ったからです。
さて、大きく分けて本書は
6章構成から成り立っています。
第1章 無理に売るのをやめたら、儲かるようになった
第2章 その売り方で、売ってはいけない
第3章 お客を知らずに、売ってはいけない
第4章 盛り過ぎで、売ってはいけない
第5章 大市場に、売ってはいけない
第6章 売れる価格で、売ってはいけない
さすが本書のタイトルが「売ってはいけない」と掲げているだけあってすべて否定形となっています。〇〇したほうがええで!なんて耳障りのいい言葉よりも〇〇したらアカンで!のほうがドキっとしますよね。
それぞれの章で事例から営業の神髄を得るといった内容ですべてを上げるとかなりの文字数になってしまうのでピックアップしたいと思います。(それだけ本書は内容が濃いという…それでもめちゃめちゃ読みやすい。)
第1章 無理に売るのをやめたら、儲かるようになった
から第3話.売る以外で、儲けるで紹介があったのですがこれまで無料で提供していたことに価格をつけるとしてIBMの例が挙げられています。パソコンの販売だけではいずれ技術の進歩により価格が下がっていくそれだけではいずれ立ち行かなくなってしまうとのことでIT活用による経営改革のコンサルに活路を見出した。業界が変革するときこそ無料に値段をつけるチャンスという。自分自身、ついつい販売するためにサービスで行っていたことも視点を変えるだけで価格をつけられないだろうか意識するいいきっかけになりました。
他にも第2章 その売り方で、売ってはいけない
のラクサスのクレーマーを相手にしないようにしらコストが下がった例などこちらからお客を選ぶことも大事という視点はかなり勉強になりました。自分自身を安売りしていないか、俯瞰して見ることも大事ですよね。
また今売れ行き好調な会社に売りに行くとレッドオーシャンなのでかえって異なる立場の人に売り込みを言ったほうが売れやすいといったことなど目からウロコな営業の神髄が詰まっています。
まとめ
小手先のテクニック本というよりも普段から意識しておくと営業の打率が上がる指南書
ポケットに入れておくのもありかもですね。
最後までお読みいただきありがとうございました~。
ややちょいサムなので風邪に気を付けてくださいね~