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3泊4日、アメリカ横断鉄道の旅

もう25年も前の話です。機会あってアメリカ横断鉄道に乗りました。サンフランシスコーニューヨーク間で、飛行機でも行けたのですが、3泊4日の列車の旅をあえて選びました。

しかしこの「SFーNY間」というのにはトラップがあったのです。というのも、(なにせ25年前とかなので、よく覚えていないのですが)日が近づいてから予約を取ったせいか、SF発の"Caoifornia Zephyr"(カリフォルニア・ゼファー)号はすでに売り切れ。代わりにLA発の"Southwest Chief"(サウスウェスト・チーフ)号になってしまったのです💦

では自力でSFからLAに行ったかというと、そんなことはなく、アムトラックのバスが連れて行ってくれました。が、これが砂漠の中のかなりの長旅・・・(これも、もはや何時間だったか覚えていませんが。)カリフォルニア、広いですからね😅

さて、そんなこんなで乗車した列車の旅の方ですが、結論から言うとヨーロッパの豪華寝台列車のようなイメージではありません。(そちらの体験はないですが。)食事はやはり食堂車に行って相席になったりもしましたが、当時そんなに英語もしゃべれなかったかと思うので、相席のご夫婦に軽くあいさつしてニコニコ、のような。そんなに苦には思いませんでした。

途中下車とかもほとんどしていなくて、途中アルバカーキ(ニューメキシコ州)で車外(プラットフォーム)に出、中西部特有の赤茶けた風景を見つめた記憶があるくらい・・・アメリカの大地はとにかく広く、その雄大さが列車で移動することで感じられます。

アムトラックの拠点はシカゴにあるため、2泊3日でシカゴに到達、その後乗り換えて1泊2日でNYです。シカゴの乗り換え時間ではちょっとだけ観光をしました。お上りさんよろしく、シアーズ・タワーに行った記憶があります。

あとアムトラックで思い出すのは、4年前、久しぶりに乗ったときに(このときはNYーワシントンDC間)行って思いだしたのが、売店。食堂車の横あたりかと思うのですが、ちょうどキッチンカウンターくらいの幅でしょうか、カウンターがあって、たいていファンキーなおじさん(黒人であることが多いような、女性もいたような)が軽食やお菓子、飲み物などを売っています。

オーダーすると、こういうファンキーな人にありがちな焦らず、騒がずのマイペースで仕事をしてくれます。4年前は、2人分のチーズバーガーを頼んだら、左のレンジに入れてチン、右のレンジに入れてチン、のような感じで、待っている間はフンフンフン~♪のように鼻歌を歌っているような感じだったと記憶しています。アメリカですね~✨ もちろん英会話も可ですよ。というわけで列車の旅もなかなかオツなものです。

直近ではドイツ国有鉄道(DB)のチケットを2年前に日本からオンラインで予約してますが、海外の列車のチケットを取るのにやや四苦八苦することはあるように思います。このときは何が大変だったかというと、最後のクレジットカードの認証がなかなか通らず、そこはドイツでとても厳密に組み立てられたシステムなので、失敗するたび最初からすべてやり直さなければならなかったことでした。3,4回目で取れたでしょうか。

4年前、アムトラックのときも(このときはNYのペン・ステーションの窓口でしたが)、英語ができるにも関わらずなんだか少し手こずった記憶があります。これは一重に私が行き当たりばったりで、事前にやり方などを調べずにいきなりアタックするからかもしれません。だから用意周到な方には参考にならないかもしれません。が、行き当たりばったりでもまぁやればなんとかなるので、機会があったらぜひ列車に乗ってみてください!

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