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自身のブランディングをするための話し方・伝え方

今回パブリックスピーキングという書籍を読んで感じた所感をお伝えしたいと思います。

この本は、「人々(ユーザー)が求める未来像に対して、具体的な次の行動を提示するまでのプロセスを学ぶ」ための本だと思います。
そしてこれこそが、自身のブランディングを行う上で欠かせない要素ということも記載されていました。

今回この本を読んだ目的としては、表題にもある通り、自身のブランディング方法を学ぶためでした。
企業やサービスのブランディングを行う方法は知っていますが、今後の社会を生き残って行く上で、一個人のブランディングってどうやればいいの?と思ったからです。この場で情報を発信することも1種のブランディングですが、何を発信すればいいのかわからなくなってしまったりしたので、一度原点から見直すためというのが根本にある動機です。

具体的に学んだこととしましては、TwitterなどのSNSで情報を発信する際に、興味深い記事(サイト)があってURLを貼ることがあると思います。
そこでサイトに載っている事実のみを文章として載せるのではなく、記事を読んだ上での考察などを書いて、自分の考えを発信することが大事です。もし、考察を記載するのが難しければ、その記事がどんな人に役立ちそうかを記述するだけでも十分です。

他にも、「自分の影響力を最大限に高まるのは、とある人の価値観を変化させ、行動させた瞬間」というのもこの本で学んだ内容です。
例えば、この記事で個人のブランディングをする必要性を知った上で、今回紹介している本を読んでもらうのも1つだと思います。

では、価値観が変わるタイミングというのは、どういったタイミングでしょうか?それは、現在抱えている悩みを他者の手助けによって解決した時です。なぜなら、現在進行形で抱えている悩みというのは、自分が持っている知識や価値観では解決できないからです。それを解決できるようにしてあげた際に、自身のブランディングに繋がって行くのだと思います。

その際に、この本では具体的な解決策のノウハウを伝える時に、その根拠となるストーリーも伝えるべきだと主張してありました。
これには個人的に納得しました。小説を読んでいても、序章と結果だけ読めば必要な情報は得られますが、ユーザーが面白いと感じる部分は、途中で何が起こったのか、どういった紆余曲折があったのかを知りたい部分だと感じます。
悩みを解決するのは当然で、その先にその人ならではの体験などを話し・伝える事で他者との差別化を図れるのだなと感じたのがこの本を読んでの統括になります。


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