第23話 露腸亭日乗 オストメイト尾瀬を歩く①
🎵So we go higher high upon stars 🎵
2024年9月25日
露腸は群馬県片品村にいた。
初秋の尾瀬を一泊二日で満喫する計画だ。
1日目 鳩待峠→アヤメ平→見晴
2日目 見晴→尾瀬湿原→山の鼻→鳩待峠
日帰りで可能な行程だが、時間をかけてゆっくり歩く。
9月25日
8時30分鳩待峠を出発
登山届をboxに提出。YAMAPやコンパスEXのアプリ持っているのだが、習慣としてboxがあると紙ベースを優先している。
（ほんとは上手く使いこなせないだけ。特にコンパスは計画作りづらい）
コースタイム5時間15分（休憩1時間30分の計画）
標高差 登り345m 降り554m
歩行距離12km
木道の多い傾斜地を1時間ほど登る。
横田代に到着。標高は1800mを超えている。
お目当ての草紅葉の広がる湿原である。
稜線上の湿原をアヤメ平に向かう。
10:50 初日のメインであるアヤメ平に到着。
平日の為か、ここまですれ違ったのはたった4人。
貸切状態である。
天気も大当たりで素晴らしい景観である。
高原にある湿地帯で、すり鉢状の底にある尾瀬ヶ原とはまた違った雰囲気だ。
昭和30年代に木道がなくて踏み荒らされたが、近年だいぶ復活したというのでこちらのルートを選択。大正解だった。
昼食後500m降って尾瀬ヶ原へ。竜宮小屋で休憩して公衆トイレをチェック。パウチの中はそれほど溜まってなかったが、とりあえずクリアしておく。泊地の見晴へ向かう。
14:30見晴に到着
尾瀬小屋のカフェで一杯。
生ハムもビール、ワインも山小屋としてはリーズナブルな値段です。予想してたより安かった。
生ハムは時間かかってるな、と思ったら太腿から削ぎ落とすやつだった。
ワイングラスはプラ
尾瀬小屋はグルメを楽しんでもらうというコンセプトで最近人気のようだ。見晴には山小屋六軒あるのだが、YOUTUBEで尾瀬の動画を見るとかなりの頻度で登場する。
その後弥四郎小屋でコーヒーを飲む。
プレスとドリップがあったので、
「おススメはどっち？」
聞いてみる。
ニット帽を被ったお兄さん、ドリップですとの回答。ドリップの方が100円安い450円。
エライなぁー
にいちゃんと雑談しながらドリップコーヒーいただく。美味かった。
白い格子がコーヒーショップ
見晴の公衆トイレ
燧小屋の先キャンプ場の入り口にある。
湿原方面からだと弥四郎小屋と尾瀬小屋の間を通過して原の小屋を過ぎて右折。
トイレについては最後にまとめてあります。
今夜のお宿は「原の小屋」↓
泊まったのは2階右側の窓の部屋
選定理由は、水洗・ウォシュレットつきのトイレがある、お風呂が他の小屋に比べて大きそう、など。詰め込めば、5人は入れるかも。
さらにオール個室。2人で八畳くらいのお部屋でした。他は6畳か？
また収容人数が少ないので、静かかな？
温泉ではありません
風呂は男女別で２つあるのだが、本日はお客さん少ないので男女交代制とのこと。
3時から女子、4時から男子。
4時半頃風呂に行ってみる。
誰もいない。
温泉旅館と違いスペースが狭いので、色々対策を考えてきた。試せなくて、安心したような、残念なような。少し複雑な気分である。
ゴハンはこんな感じ。実際の画像はGoogle MAP等で確認されたい。
栄川のワンカップ2本飲んじゃった。
尾瀬小屋の主人？らしき方とお話ししたが、ハイシーズンでも平日（火〜木）はそれほど混んでないとのこと。今日は三連休の後なので特に人が少ない。
「これから紅葉シーズンだが、TELで問い合わせてくれれば、紅葉の状況をお知らせします。それから宿泊予約をしても遅くないですよ」とのこと。
また、もう少し寒くなると朝湿原に霜が降り、それが解けた水滴が朝日を受けてキラキラ輝くそうだ。
如何にもキレイそうだ。
機会があれば是非お宅に泊まってみたいです、とリップサービスしておく。
続く