
#03主食にもおやつにも🍙みんな大好きおにぎり!
こんにちは。卒母ヨーギニーのシャルミニーです!
みなさんは何のおにぎりが好きですか?
梅干し、おかか、昆布、しゃけ、ツナ、たらこ……etc
みんなが知っている定番から、最近はコンビニでも様々な種類があって、どれにしようか迷ってしまいますよね。
ちなみに私は、しゃけと昆布が好きです~😋
さて、今回はシンプルで美味しいおにぎりをもっと食育に取り入れてみて~という内容です。

おにぎりは美味しいだけじゃない
🍙食事にもなり、おやつにもなる
前回も書きましたが、まだ消化器官が未発達で胃が小さな幼児さんたちは、一度にたくさん食べられないので、小分けにして栄養を取る必要があります。
おやつ=食事なので、そういった意味でもおにぎりはピッタリですね。
もちろん、育ち盛りの大きいお兄さんお姉さんにだって最高のファストフード!
🍙ごはんがあればすぐにできる
家にあるちょっとした具材でアレンジも自由。
できれば、市販のおにぎりの素のようなものではなくて、かつお節やすりごまや昆布、おじゃこ、きな粉などシンプルで添加物が入っていないものがベスト。それで十分美味しい。
具材によってごはんに混ぜ込んでもいいし、まわりにまぶしてもいいですね。
幼いこどもたちはまだ味覚も敏感なので、食材そのものの味を楽しむことができるよう、薄味にしてあげることも大切です。
「あっ、具がなんにもない!」
大丈夫!そんな時は、塩おにぎりで十分。
ホカホカの塩おにぎり、美味しいですよね~~
🍙よく嚙める
朝食やおやつにパンというご家庭も多いと思います。
私の実家もそうでした。種類も豊富でフワフワで食べやすくて美味しいですよね。私もパン、大好きです。
でも、「嚙む」ということでいうと、普通のパンは口の中ですぐなくなってしまって、あまり嚙むことができないんですよね。
その点、ごはんはよく嚙める!
最近の一般的な傾向として、柔らかい食べ物を好む傾向が強くなっているそうで、顎の骨にも影響を及ぼしていると聞いたことがあります。
嚙むことは脳へのよい刺激にもなるそうなので、そこも親としては見逃せないポイントですね✨キラリ
大人にとっても「よく嚙む」って、案外難しい😅
よく嚙むと満腹中枢が刺激されて消化にいいだけでなく、食べ過ぎを防ぐ効果もあるそうですし、パパママも一緒によく嚙むことにチャレンジしてはいかかでしょう。
私は年代的に、この先嚥下機能低下の心配も出てくるかもしれないので(ヒエー😱)、これを機に私もよく嚙むことをもう一度意識したいと思います!
目指せ!一口30回噛む!
🍙こどもと作ることができる!
これは食育ポイントが高いですね。
前回もお伝えしましたが、ちいさい人たちは模倣をする存在です。
特に大好きな人の真似っこをしたくて仕方がない!
大好きなパパママ、大人と一緒に楽しく作るおにぎりは特別な食べ物になります。
手を上手に使う練習にもなって、一石何鳥にもなる!
自分で作ったという満足感で、お腹にも心にも栄養満点ですね。
ごはんが手からポロポロこぼれて上手く握れない時は、ラップを使うと握りやすくなりますよ。
どうやったら上手くできるか一緒に考えながら、手伝ってあげてくださいね。
この時、遊びになりそうになったら「食べるものでは遊ばないよー」と、きちんと教えてあげてください。
もし、止めなければ「もうおしまい。また今度ね」と言って、サッと切り上げます。
🍙お米のこと(玄米、分づき米、白米)
おにぎりといえばお米。
先程、パンのことを少し書きましたが、市販のパンには色んな添加物が入っています。
その点、ごはんはお水だけで出来るので、添加物の心配もありません。
(玄米)
栄養価が高い玄米は健康志向の高まりで人気がありますが、普通に炊いた玄米は幼児さんにはまだ消化が難しいかもしれません。
次女が2歳頃に玄米を食べさせたことがあるのですが、消化されずに出てきたので「やっぱりちょっと早いか…」と思って止めました。
今の炊飯器は便利で機能も格段に向上しましたよねー。
(酵素玄米専用のコンパクトな炊飯器にはビックリ!)
柔らかめの玄米が炊ける炊飯器なら良いですね。
普通の玄米モードしかなくても水を少し多めにして炊くと、わりと柔らかく炊き上がりますし、一晩浸水するとより柔らかくできます。
圧力鍋がある方は、時間を調整してお好みの柔らかさにできると思います。
農薬が気になる方は有機栽培のものを選ぶといいかも。
(だんだんハードルが高くなってきたので、この辺でやめておきます。笑)
(分づき米)
玄米はちょっと…というご家庭は、分づき米がオススメです。
家に精米機があればベストですが、わが家には精米機がないので、玄米を買って近所のコイン精米ボックス?に行ったり、お米屋さんで精米してもらったりしていました。
わが家は5~7分づきにしていましたが、職場のシュタイナー園では5分づきのお米を使っています。
(白米)
もちろん、白米だっていいんですよ。
今はスーパーなんかでも、色いろな種類の雑穀も売られているので、白米や分づき米にそういった雑穀を混ぜるのもいいですね。
今、わが家は玄米が中心ですが、数年前から白米や分づき米の時は胚芽もち麦を入れるのがブームです😊
時々、アマランサスや黒米なんかも入れたりして楽しんでいます。
保育園では、よくモチキビや黒米が入っています。
ご家庭に合わせていろいろ試して、楽しんでくださいね。
🍙
食の細いお友達のお話
小さめのおにぎりを作るといつも思い出すことがあります。
次女がシュタイナー幼稚園の年長さんになった年、年少さんにとても食の細いOちゃんが入園してきました。
Oちゃんはかなり早めの早産で生まれたらしく、身体も小さくて、お母さんはOちゃんが生まれてから、いろいろな心配が絶えなかったそうです。
特に食の細さにはかなり悩まれていました。
お弁当も小さなお弁当箱の半分のスペースに、ビー玉よりも少し大きいくらいの小さな丸いおにぎりが3つ4つと、おかずが少し。
それでも、なかなか食べられずに泣いてしまうこともあったようです。
そんなある日、
次女が嬉しそうな様子で「今日ね、○○(次女)がOちゃんにおにぎりを食べさせてあげたの。そしたら、Oちゃん全部食べられたんだよー。○○、すごく嬉しかった!Oちゃんも嬉しそうだった!」と話してくれました。(もちろん、先生が気をつけて見てくれていました)
その日以降、次女がOちゃんにお弁当を食べさせてあげる係になり、Oちゃんは少しずつお弁当を食べることができるようになって、そのうちに自分で食べるようになったそうです。
末っ子の次女は、お姉さんになったような気がして嬉しかっただろうし、Oちゃんも、年長さんのお姉さんに食べさせてもらって嬉しかったのだろうと思います。
大人の励ましとは違う、子ども同士の力ってすごいなあ…と、愛らしいやり取りを想像しながら感心しました。
Oちゃんももう二十歳になったはず。元気にしてるかな😊

ヨーガの学びと目から鱗な発見がいっぱい!
ヨーガの料理で学んだこと
ヨーガの料理「さまらさ」では、私たちの命をつなぎ心と身体を養う「食」を様々な意味で大切に考えています。
食事は美味しさを追及したり、ただお腹を満たすだけではなく、体にとって“薬”となるものをとることで心身の浄化を施すと教わっています。
生きた食材は目には見えないプラーナ(気・エネルギー)があり、私たちはその食材をいただくことで、プラーナを一緒にいただいているのだそうです。
お魚はよく「生きがいい」といいますが、新鮮な旬のお野菜って見た目も「生き生き(イキイキ)」してて、美味しそうに見えませんか?
私たちは自然とその生命力を感じ取っているんだなーと思います。
シュタイナーの食の観点から
実は、シュタイナーも食について似たようなことを語っています。
食材が自然の状態にあるときは、その食材本来のエネルギーを保っているのですが、食べるまでに無機的な工程(工場などでの加工)が多くなるほど、本来のエネルギーが失われていくのだそうです。
それも、感覚的に納得できますね。
※シュタイナーが人間と食の関係について語ったことはとても複雑なので、興味のある方は食について書かれた書籍を読まれることをお勧めします。
🍙
最後に少しだけ難しくなりましたが、ようはできるだけ新鮮で自然に近い食材をシンプルな調理法と味付けでいただくのが、ママパパにとってもこどもにとっても一番!ということをお伝えできていれば嬉しいです😊
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
マハーヨーギー・ミッションのヨーガの料理「さまらさの台所」を
お知りになりたい方はこちらへ
Instagram Instagram.com/mym.samarasa
YouTube www.youtube.com/@mym.samarasa
(YouTubeではヨガのポーズや瞑想、食事の考え方などを動画にしています)
マハーヨーギー・ミッションHP https://www.mahayogi.org/