わたしのジャーナル#03
10月30日水曜日
ことばのバトン
あることばが浮かぶ。
毎朝窓を開ける。
目に見えるのは同じ風景。でもちがう。
においがちがう、空の色がちがう。
体感する温度がちがう、エトセトラ。
微妙に何かがちがうと感じて、ことばがうまれる。
ちがうことを感じやすいのは、変化を求めているのだと気づく。
ことばからことばへバトンをわたす。
感性も思考も脳みその中で即座にことばに変換されている。
それはキーワードと言われた時、ことばのバトンリレーをしていると思った。
わたしはどこまで行くのだろう。
ことばは美しい。
ことばはせつない。
ことばは楽しい。
そして悲しく、痛みを伴う時もある。
何かを見て、聞いて、触れて、身体中が反応する時、心は新たな自分を感じている。
感情の波がまるで海の波のようにやって来ては引き返す。それを見て、そこにいて、何かを感じている。
ことばのバトンといっても
ことばにならない時もある。
それはそれでいいのかも知れない。しばらくたつと、じんわり、やんわり、静かに感じ始めるものがある。
濡れた体で熱いコンクリートに寝そべる時みたいに。
そしてこう思った。
記憶の中にためこんだ感情たち、まるでわたしの民たちよ、麗しくあれ!さいわいなるかな!祝福を!
ことばのバトンを受け取る、だれかに渡す。
まるで呼吸をするように、ことばをつないでいたなんて。
止まらない汽車のように、命の終るまで走り続けてみたいと。
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わたしのジャーナル#01今回は
ことばのバトン
でした。
マラソンの画像があったので使いました。バトンではないですが😅
それではまた!テオ