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PEDALE CLASSICO ZUSHI STAGE – For FERRO Mari e Monti

去る11月16日、逗子の亀岡八幡宮をスタートとゴールとした、三浦半島周遊のフォトラリーライドであるPEDALE CLASSICO ZUSHI STAGE – For FERRO Mari e Monti(以下、「PCZ」と略記)に参加してきた。

総距離62.4 キロメートル、獲得標高743mという、そこそこ楽しいコース設定。
聞けば、主催者である葉山自転車市場の門脇さんのトレーニングコースだそうで、門脇さんは、12月からEJに備えて、このコースを週5日走っているとのこと。
EJ対策になるというのなら、急勾配と悪路とがセットになっているはず。その対策として、タイヤは太めの25Cコンチネンタル・チューブラタイヤ、ローのスプロケットに25Tを入れたsamson弐号機で出撃する。

東京-糸魚川対策の決戦兵器だったsamson弐号機

ライドは、先導するリーダーが居るので、先月行われたFrench Velo Meetingのように、道に迷って右往左往する心配がないのが有難かった。
ライドは、リーダー以下、数名のグループで集団走行するのだが、筆者の属するグループは、600kmブルべの完走者がリーダーで、その他もEJの難コースを楽々走破する強者揃い。他のグループよりも圧倒的に速かった。このところトレーニングを怠っていた筆者は、千切れないように頑張るのが精一杯。いやはや、いい練習になりますた…。

左端が筆者。皆さん、とにかく速い!

集団走行でのペースは速いが、合間合間に三浦半島の雰囲気がいいカフェで寛げるので、緩急を交えた適度なライドという感じ。
最初に立ち寄ったGreen Baseというカフェでは、なんと胡麻毛の柴犬がお出迎え。日本犬が看板犬なのは珍しい。

Green Baseの看板犬。拙宅の竜と同じ赤胡麻なのがイイ!

自衛隊の武山駐屯地に差し掛かったあたりで国道134号から離れて三浦半島の奥地へ分け入るが、ここが急坂あり、ダートありの曲者コース。なるほど、EJ本番を想定して走るには、うってつけのロケーションだろう。加えて、三浦半島は温暖だから、冬場のトレーニングには最適だ。
拙宅の近くにはヤビツ峠をはじめとして、EJのトレーニングに使えそうなコースがいくつかあるが、いずれのコースも冬季は路面凍結が懸念され、かつ寒さが厳しい。
前回のEJは、冬の寒さを忌避して、室内でローラー練しかしてこなかったから、本番では登坂でえらく苦戦した。今回は、同じ轍は踏むまいと思う。

地平線まで野菜畑。神奈川県とは思えないスケールの大きさを感じる

このライド、休憩するポイントの各々が物凄く居心地がいいので、つい長居をしてしまう。

午後4時までに八幡宮にゴールしなければならないので、最後の休憩からはハイペースで走って何とかゴール。
のんびり走れるかと思ったが、思いがけなくいい練習になったと思う。

ちなみに拙宅近くでは、最低気温が0℃近くまで下がるようになった。
ここは無理せず、逗子辺りまでクルマで行って、今回のようなコースを可能であれば2周するような練習を重ねるべきだろう。

さて、ゴール後、自転車をクルマに積んで、道路交通情報を見ると、横浜横須賀道路は事故渋滞。
しばらく様子を見たが、渋滞が一向に解消されないので、国道134号を茅ヶ崎まで走り、茅ヶ崎から圏央道で帰還した。
国道134号も渋滞が懸念されたが、あにはからんやスカスカで、茅ヶ崎までストレスなくたどり着いた。
そこからは、時速80kmのペースで快走。
結局、朝に保土ヶ谷バイパスと横浜横須賀道路を経た際の所要時間とほとんど同じで帰宅できた。
圏央道は近い将来、横浜横須賀道路と接続されるが、工事が難航していて、なかなか捗らない。
だが、完成すれば、保土ヶ谷バイパス経由よりも時間的に三浦半島が一層近くなりそうだ。

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