はじまりは夕暮れの交差点
デジタル多重露光でアート作品を作っています。作品作りのために遠出をする事はほとんどなくて、日常の中で「これいい！」と思った写真を使うことが多いです。今回紹介するこの作品も、近所の交差点でインスピレーションを得て撮影して作成しました。
交差点の写真はこちら
多い日は2度3度渡る交差点。撮影したのは銀杏が色づく前、10月中旬頃です。やや暗めに撮影しました。
反転させて重ねると・・・
複製して垂直反転して重ねると、光と電線が独特な世界を醸し出しました。ここではスマホアプリのAdobe Photoshop Mixを使用しています。
＊Adobe Photoshop Mixは、2021年6月にダウンロードができなくなりましたが、Adobe Expressが機能を引き継いでいます。
さらに写真を重ねると・・・
ここから何を重ねるかが大切です。色々な写真を重ねて試して、小さな葉の植物がしっくりときました。
色調整をしたら完成です。
作品が輝くように色調整をします。この段階では、スマホアプリのAdobe Expressを使用することが多く、比較用に何点も作成して、少し時間を置いてから気に入ったものを選びます。Adobe Expressはかなりの優れものです。
写真ベースなのとスマホでできる手軽さから、年間に大体120点から150点位を作っています。ただ展示会などで作品として飾るのは1割位でしょうか。大きな展示会に出品するものは1点か2点です。
面白いのは、作った時は「いまひとつかなぁ」と思ったのに、時間を置いて良さに気づくことも多いです。この「光のさざなみ」は、いつか展示会などで飾ってみたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。