HMW大学 #6 精神科病院建替えプロジェクトとの歩みと 病院と地域が目指す新たなケアの形
平成医療福祉グループは「じぶんを生きる を みんなのものに」を理念に、東京や大阪をはじめ全国に100を超える病院・介護施設・福祉施設などを運営しています。
平成医療福祉グループでは、職員の視野の拡大を目指して、医療福祉分野以外にもさまざまな分野で活躍する専門家の話を聞くオンラインセミナー「HMW大学」を開催しています。
HMW大学 #6 精神科病院建替えプロジェクトとの歩みと 病院と地域が目指す新たなケアの形
東京都足立区にある大内病院は、約10年をかけて老朽化した施設のリニューアルプロジェクトを進め、今年7月に新しい病院がついに完成しました。
日本の精神医療が抱える大きな課題は、精神科病床数の突出した多さと、地域で患者を支える資源の不足によって長期入院に至る構造です。
これらの課題を解決するため、私たちは「自分の暮らしに戻るための入院医療」と「生き心地の良い地域づくり」を両軸に、病院も含めた地域で支える「精神ケア」を実践するために、5つの指針を掲げ、具体的な取り組みを進めています。
1.いつでも、どんなときでも、誰にでも対応できる医療体制を作る
2.安心して院内で過ごせるよう、ストレスのない院内環境を作る
3.リカバリーをともに歩む
4.診療とケアの質を向上させる
5.地域での暮らしを支える
新しい病院は、リニューアルにより精神病院としては日本一と言っても過言ではない療養環境を実現しました。もはや、ハードや環境のせいにはできません。私たちが目指す理想を実現するために、スタッフ全員が成長する努力を続け、さまざまな取り組みを絶え間なく進めていかなければなりません。
このウェビナーでは、建替えプロジェクトに関わったメンバーが集まり、現在の課題をどのように捉え、実践しているのか、その奮闘を座談会形式でお届けします。
◆イベント詳細
日時:2024年10月25日(金)18:45開室 19:00開始 20:00終了
オンライン配信URLはお申し込み後お知らせします。
参加費:無料
モデレーター:田村 大輔 (平成医療福祉グループ 統括医療事業部長)
話し手①:谷 将之(院長/医師)
話し手②:保谷 直宏(看護部 部長)
話し手③:飯島 直孝(理学療法士)
話し手④:岡 師明(事務長)