認知症ケアの夜明け~身体的拘束解除への覚悟~
大内病院の認知症専門病棟(精神科地域包括ケア病棟)では、多数の身体的拘束が行われていました。理由は患者さんのために(転倒予防やトラブル防止)というもので、身体的拘束解除へ向けた研修や会議を行っていましたが、その数が減ることはありませんでした。
今回、引越しを機に身体的拘束の全面的な見直しを行い、達成は不可能だと思われていた認知症病棟での身体的拘束0を達成しました。
その過程について、2回に分けてお話させていただきます。
そもそも身体的拘束ってなんですか?
保谷:身体的拘束